ボートレース蒲郡（ナイター）の「G3クイーンズクライマックスシリーズ戦」（12月26日～31日開催）の方は、予選の3日目が終了した。勝浦真帆（岡山出身・岡山支部）が2･1･2･5･1着で予選首位に浮上。予選2位に平田さやか（東京出身・東京支部）、予選3位に刑部亜里紗（静岡出身・静岡支部）がつけている。

　さて予選最終日を迎えるシリーズ戦だが、4日目の注目カードには8Rを挙げたい。

＜蒲郡 4日目 8R 予選＞
1枠 平川　香織（東京・埼玉）予選35位
2枠 水野　望美（愛知・愛知）予選 4位
3枠 平田さやか（東京・東京）予選 2位
4枠 蜂須　瑞生（群馬・群馬）予選25位
5枠 小野　　桜（東京・滋賀）予選13位
6枠 喜井つかさ（岡山・岡山）予選30位
※()内は出身・支部の順

　予選2位の平田さやか(40歳)【冒頭の写真】と予選4位の水野望美（愛知出身・愛知支部36歳）【写真下】が登場。準優好枠争いの大事な一番になりそうだ。

　平田さやかは今節ここまで1･5･3･4･1着。シリーズ戦2連対率1位のモーター27号機とのコンビで好パワーを見せてきた。2019年徳山大会に続く2回目のシリーズ戦優勝へ機運が高まってきただけに、予選トップ通過を果たすのか注目が集まる。

　水野望美は今節ここまで4･2･3･1着。3日目に5コースまくり差しの快走を見せて一気にV争いへ加わってきた。水野は地元蒲郡で優出3回（2016年ヴィーナスシリーズ6着、2018年オールレディース5着、2021年オールレディース5着）の実績を持つが、意外にも当地ではまだ準優1号艇の経験がない。今度こそ蒲郡で準優ポールポジションをつかむか。

　そしてこの2人にとって要警戒の存在が4号艇の蜂須瑞生だ。蜂須は4コース最近10走が1･4･2･1･3･1･1･1･2･2着。10戦5勝の1着率50％と絶好調で、差しで2勝、まくりで1勝、まくり差しで1勝、抜きで1勝と多彩な技が光っている。蜂須のハチのひと刺しが予選上位争いに大きな影響を及ぼしてくる可能性が十分だろう。

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