ボートレース蒲郡（ナイター）の「ヴィーナスシリーズ第15戦 ムーンライトプリンセス決定戦」（10月20日～25日開催）が20日に開幕する。A1勢からは川野芽唯（福岡出身・福岡支部）、小野生奈（福岡出身・福岡支部）、渡邉優美（福岡出身・福岡支部）、関野文（大阪出身・大阪支部）が参戦。そのほかにも大瀧明日香（静岡出身・愛知支部）、宇野弥生（埼玉出身・愛知支部）、平高奈菜（愛媛出身・香川支部）、高田ひかる（三重出身・三重支部）、倉持莉々（茨城出身・東京支部）らが登場し、ナイター水面で熱戦を繰り広げる。

　初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。

＜蒲郡 初日 12R ドリーム戦＞
1枠 小野　生奈（福岡・福岡） 1コース1着63%
2枠 平高　奈菜（愛媛・香川） 2コース1着32%
3枠 渡邉　優美（福岡・福岡） 3コース1着38%
4枠 高田ひかる（三重・三重） 4コース1着9%
5枠 川野　芽唯（福岡・福岡） 5コース1着6%
6枠 大瀧明日香（静岡・愛知） 6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（今年5月～）

　1号艇で登場するのは小野生奈(36歳)【写真上】だ。小野にとって蒲郡は2013年の男女ダブル戦でデビュー初Vを飾った水面。近年も2020年のG2レディースチャレンジカップで優出5着に入り、2021年のヴィーナスシリーズで優勝戦1号艇（6着）に乗っており、蒲郡は2節連続優出中だ。当地3年9カ月ぶりとはいえ、相性は申し分ない。

　小野の今期1コース成績は16戦10勝で1着率63％。この16走でトップスタートが実に12本もあり、平均STコンマ10と1コースのスタートはめっぽう速い近況だ。初日ドリーム戦でもスリットで先手を奪って1マークを先マイするか。

　舟券のカギには3号艇の渡邉優美(32歳)【冒頭の写真】を挙げたい。今期F2を抱えておりスタートは無理できない状況。しかし今期3コースで13戦5勝の1着率38％という好成績を残しており、前節の鳴門一般戦では4日目に3コース抜き、最終日に3コースまくりと、F2ハンデを跳ねのけて3コースから2勝を挙げていた。このドリーム戦でも軽視はできない存在だろう。

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