びわこ「秩父宮妃記念杯」優勝戦 追い上げ光る笠原亮に注目

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【(C)BOATRACE 笠原亮】

ボートレースびわこの「G2第68回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」は、いよいよ20日が最終日。結果的に準優1号艇レーサーが優勝戦内枠を手にしたが、波乱もあった。

準優最初の10Rは田村隆信が1コース逃げを決めたものの、6号艇の笠原亮が粘りの走りを見せ、最終ターンからゴールも写真判定で逆転の2着。高配当を演出した。

馬場貴也が逃げた準優11Rは、2号艇の深谷知博が最終ターンで不良航法。2着に入ったものの「賞典除外」となり、優出は3着の井口佳典の方となっている。

さらに準優の最終12Rは、5コースからまくり差した吉田拡郎がいったんは先行したものの、節イチクラスの機力を誇る大上卓人に逆転を許し、ファイナル4号艇となっている。

【(C)BOATRACE】

モーター気配やリズムからして、大上卓人と馬場貴也が一騎打ちの様相を呈しているが、「行き足や直線が結構いいです」と語る笠原亮(静岡出身・静岡支部44歳)【写真2枚】がどんなレースをするのか、気になるところだ。

【(C)BOATRACE 笠原亮】

準優10Rの笠原は、最アウトから差し込み、バック中央では4番手。道中競りでは、2番手と3番手に振り切られそうになりながらも、自身が手応えありと語る「行き足と伸び」で勝負できる位置をキープ。ゴール直前で先行艇をとらえファイナル進出を決めている。
優勝戦は舟足で抜きん出ているメンバーが多いが、課題としてきた乗り心地や操縦性が向上すれば、笠原も得意とするまくり差しが繰り出せるはず。内枠勢をどこまで脅かすことができるだろうか。注目したい。
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