【BOATRACE】松井繁が津の周年記念を7回優勝! 同一場では41年ぶり ツッキー王座決定戦
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ボートレース津の「G1開設72周年記念 ツッキー王座決定戦」(優勝賞金1200万円)は11日、最終日の12Rで優勝戦が争われた。最終日のコンディションは終日追い風2~3メートル。風向は1~3Rが南東寄り、4R以降は東寄りと微妙に変化し、12Rは気温35度、追い風3メートルだった。
優勝戦はピット離れに多少の優劣はあったものの、スタート展示同様に枠なりの3対3で大時計の12秒針が動き出した。4カドの宮之原輝紀が速い仕掛けで艇団を引っ張りスリットへ向かったが、スロー勢に抵抗され1マークは開いて二番差しに。1コースの松井繁は応戦してそのまま先マイを果たして逃げ態勢を築いた。
2着争いは接戦。バックストレッチは内から宮之原、2コースから差した松尾充、3コースから握った磯部誠で3者が並んだが、フライングコール(プラス01)があった宮之原は離脱。2マークは松尾が先取りして、磯部は6コースから最内を差した上條暢嵩を回して差した分だけ後れを取った。磯部は2周1マークで先マイを主張したが、松尾が冷静に差して2着を確保。3着は磯部。3連単は1-2-3で550円の1番人気。4がらみの舟券は返還。
Vゴールを決めた松井繁(大阪出身・大阪支部54歳)【冒頭の写真】は「正直言って隊形はやばかったですね」と吐露。「スタート練習(コンマ08)と同じぐらいで行ったつもり。足に関しては伸びることはなかったけれど、出足やグリップ力はあったと思います」と振り返ったように、ほぼ勘どおりのコンマ07を決めての優勝劇だった。松井はお盆の住之江、オール大阪戦の3カドまくり差しVに続き、今年2回目の優勝。G1の優勝は昨年1月びわこの第4回BBCトーナメント以来で、通算60回目。
これで松井は津の周年記念は7回目の優勝、当地のG1は9回目の優勝。「(同一タイトル)7Vは出来すぎだけど、津の競走場には大変お世話になっている。いつも自分のリズムが悪い時でも、ここを走ってリズムを良くして他のレース場へ行く感じ。これからもここをきっかけに頑張っていきたいと思います」と感謝を口にした。同一レース場の周年記念優勝回数7回は唐津における松尾泰宏さん(引退)が1983年2月にマークして以来、約41年7カ月ぶりのトップタイ記録。
今回の優勝で今年の獲得賞金は6660万円となり、賞金ランキングは13位まで上昇した。年末の大一番・SGグランプリに向けて聞かれると「そんな大きいことを言える成績は取れてないけれど、これからも一戦一戦大事に全力で頑張っていきます」と気を引き締めていた。
上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
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優勝戦はピット離れに多少の優劣はあったものの、スタート展示同様に枠なりの3対3で大時計の12秒針が動き出した。4カドの宮之原輝紀が速い仕掛けで艇団を引っ張りスリットへ向かったが、スロー勢に抵抗され1マークは開いて二番差しに。1コースの松井繁は応戦してそのまま先マイを果たして逃げ態勢を築いた。
2着争いは接戦。バックストレッチは内から宮之原、2コースから差した松尾充、3コースから握った磯部誠で3者が並んだが、フライングコール(プラス01)があった宮之原は離脱。2マークは松尾が先取りして、磯部は6コースから最内を差した上條暢嵩を回して差した分だけ後れを取った。磯部は2周1マークで先マイを主張したが、松尾が冷静に差して2着を確保。3着は磯部。3連単は1-2-3で550円の1番人気。4がらみの舟券は返還。
Vゴールを決めた松井繁(大阪出身・大阪支部54歳)【冒頭の写真】は「正直言って隊形はやばかったですね」と吐露。「スタート練習(コンマ08)と同じぐらいで行ったつもり。足に関しては伸びることはなかったけれど、出足やグリップ力はあったと思います」と振り返ったように、ほぼ勘どおりのコンマ07を決めての優勝劇だった。松井はお盆の住之江、オール大阪戦の3カドまくり差しVに続き、今年2回目の優勝。G1の優勝は昨年1月びわこの第4回BBCトーナメント以来で、通算60回目。
これで松井は津の周年記念は7回目の優勝、当地のG1は9回目の優勝。「(同一タイトル)7Vは出来すぎだけど、津の競走場には大変お世話になっている。いつも自分のリズムが悪い時でも、ここを走ってリズムを良くして他のレース場へ行く感じ。これからもここをきっかけに頑張っていきたいと思います」と感謝を口にした。同一レース場の周年記念優勝回数7回は唐津における松尾泰宏さん(引退)が1983年2月にマークして以来、約41年7カ月ぶりのトップタイ記録。
今回の優勝で今年の獲得賞金は6660万円となり、賞金ランキングは13位まで上昇した。年末の大一番・SGグランプリに向けて聞かれると「そんな大きいことを言える成績は取れてないけれど、これからも一戦一戦大事に全力で頑張っていきます」と気を引き締めていた。
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