ボッチャ・混合チーム戦BC1/BC2で日本が銅メダルを獲得 この種目で3大会連続メダル
【©︎日本ボッチャ協会】
日本ボッチャ界に歴史を刻む3大会連続メダル
フランス・パリにて8月28日より開催中のパリ2024パラリンピック競技大会において、混合チーム戦BC1/BC2に出場した杉村英孝選手(TOKIOインカラミ)、廣瀬隆喜選手(西尾レントオール)、遠藤裕美選手(福島ボッチャ協会)が銅メダルを獲得しました。今大会では、遠藤選手が個人戦で獲得した銅メダルに続き、ボッチャ日本代表チームとして2つ目のメダル獲得となりました。これまでのパラリンピックにおけるボッチャ日本代表のメダル獲得数では通算6つ目。BC1/BC2チーム戦ではリオ2016大会での銀メダル、東京2020大会での銅メダルに続き3大会連続でのメダル獲得となりました。なお、杉村選手は通算4つ目、廣瀬選手は3つ目、遠藤選手は2つ目のパラリンピックメダルとなります。
準々決勝ブラジル戦では劣勢から鮮やかな逆転劇
各クラス12カ国がエントリーして行われた団体戦には、日本代表「火ノ玉JAPAN」から有田正行選手(電通デジタル)、一戸彩音選手(スタイル・エッジ)のBC3ペアと杉村選手、廣瀬選手、遠藤選手のBC1/BC2チームが出場。それぞれ3カ国が4つのプールに分かれて予選グループラウンドが行われました。
日本のBC1/BC2チームは、プールAでチュニジアに11-1で完勝、韓国に接戦の末5-3で勝利し、首位でグループラウンドを突破。準々決勝では強豪ブラジルに劣勢を強いられながら、最終第6エンドの土壇場で3点差を追いつき、4−4でタイブレークの末勝利。準決勝では強豪インドネシアの前に0-9で完封され、3位決定戦へ。
日本のBC1/BC2チームは、プールAでチュニジアに11-1で完勝、韓国に接戦の末5-3で勝利し、首位でグループラウンドを突破。準々決勝では強豪ブラジルに劣勢を強いられながら、最終第6エンドの土壇場で3点差を追いつき、4−4でタイブレークの末勝利。準決勝では強豪インドネシアの前に0-9で完封され、3位決定戦へ。
3位決定戦の日韓戦を制し、3大会連続メダルとなる銅メダルを獲得
迎えた本日の3位決定戦では再び韓国と対戦。試合前の予想通り、一進一退の攻防が繰り広げられる試合は、第1エンドで1点先制、第2エンドで3点を加点するも、第3エンドで3失点し、前半3エンドを終えて4-3の接戦。後半は日本が第4エンドで1点、第5エンドで2点、第6エンドで1点と着実に加点し、最終スコア8-3で勝利。この種目3大会連続メダルとなる銅メダルを獲得しました。
なお、BC3ペアは、予選グループラウンドで開催国フランス、強豪オーストラリアと対戦。それぞれ拮抗した試合となりましたが、惜しくも敗れ、グループラウンド敗退となりました。
なお、BC3ペアは、予選グループラウンドで開催国フランス、強豪オーストラリアと対戦。それぞれ拮抗した試合となりましたが、惜しくも敗れ、グループラウンド敗退となりました。
BC1/BC2チームキャプテン・杉村英孝選手のコメント
「(銅メダルという結果は)金メダルを目指していたので悔しい気持ちはある。3大会連続で獲れたことは誇りに思うし、3年間取り組んできたことがしっかり表現できたのが銅メダルに繋がった。しんどい試合が続いたが、力を出せたのは観客のチカラ。日本で応援して下さる皆さんと共に、パリの地で声援を送って下さったたくさんの観客のおかげで、ホームのような感覚的試合できたことは本当に幸せだった。コートに立つのは3人だけど、監督、コーチ、スタッフのサポートがあってこそ。インドネシアに負けてしまった状況で、価値ある銅メダルとなった。」
これでボッチャ日本代表は全競技日程を終了。結果は銅メダル2、入賞5となりました。今大会の成績を踏まえ、次回ロサンゼルス大会に向け、新たな戦いにチャレンジしていきます。
これでボッチャ日本代表は全競技日程を終了。結果は銅メダル2、入賞5となりました。今大会の成績を踏まえ、次回ロサンゼルス大会に向け、新たな戦いにチャレンジしていきます。
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