「どうしたらB.LEAGUEは盛り上がるの?」B.LEAGUEを100倍盛り上げる方法!【B MY HERO!】
【B.LEAGUE】
B.LEAGUEを100倍盛り上げるためにはどうしたらいいのか?
一般にプロスポーツチームの収入は、主に次の“4本の柱”と密接な関係にあると言われています。「チケット売上による入場料収入」「放映権料収入」「グッズの売上による収入」「スポンサー・広告料による収入」です。その中で、最も重要なのが、「チケット売上による入場料収入」になります。その理由は明白で、チケットが売れて人が集まれば、グッズや飲食物も売れる。さらに人が集まり話題となれば、メディアへの露出も増え、相乗効果としてスポンサーがつき、広告収入も増えるからです。もちろん、「人が集まれば試合も盛り上がる」ので、イコールB.LEAGUEを盛り上げることにつながるのです。
アリーナに何人集まれば盛り上がるのか?
琉球ゴールデンキングスのホーム、沖縄アリーナの盛り上がりは欠かせないもの 【(C)B.LEAEGUE】
どうしたら人はアリーナに足を運んでくれるのか?
人はどうしたらアリーナに足を運んでくれるのでしょうか? 人が物を購入する消費者行動には、認知段階(知ってもらう)・感情段階(買ってみたい等と思う)・行動段階(購入)の3段階があります)。実際にアリーナに足を運ぶまでには、まず「認知」、B.LEAGUEの存在と、試合情報やアリーナ情報などを知ってもらうこと。次に「感情」、B.LEAGUEが世間の話題になり、人々の興味をそそること。そして「行動」、知人から誘われたりしながらでもチケットを購入し、アリーナに足を運ぶ、という手順(足順?)が必要です。それらを経て、アリーナに足を運べば、迫力あるプレーの数々と、残り1秒まで勝敗がわからないドラマ性が、メモリアルな体験を作り出してくれるでしょう。
11月20日、第6節大阪エヴェッサvs富山グラウジーズGAME2の残り5秒、67-66、大阪が1点リードの攻撃中、痛恨のターンオーバーからファールを犯し、富山に2本のフリースローを与えてしまいました。ここは富山が追いつく絶好のチャンス! 誰もがそう思いましたが、大阪ブースターが、「ハリセン」で必死の応援、なんと! 富山はフリースローを2本とも落としてしまったのです。結局試合は、大阪が逃げ切り勝利しました。ハリセンだけが勝因ではありませんが、大阪ブースターの皆さんの一体感は素晴らしいものでした。おそらく、大阪ブースターの皆さんは、「うち(私)がハリセンで応援したから、相手はフリースローを外したんやで!」と満足げにアリーナを後にしたことでしょう。
11月20日の大阪vs富山では大阪ブースターの一体感で勝利を収めた 【(C)B.LEAEGUE】
大事なことは、ブースター自身が盛り上げていくという姿勢
そう、B.LEAGUEを100倍盛り上げるためには、SNSで情報を入手し、家族や友人知人を誘ってアリーナに足を運び、応援グッズを買って、ビールでも飲みながら、“思い切り楽しむこと”が一番なのです!
鈴木慶太(B MY HERO!特派員)
【(C)鈴木慶太】
高校(浜松西高)、大学(日本体育大)、実業団(松下電器)と16年間バスケットボール部のマネージャーを務める。
スポーツバー経営、大阪の中学校・高校教員を経て、現在は大阪体育大学大学院でスポーツマネジメントを勉強中。桃山学院教育大学女子バスケットボール部コーチ、B.LEAGUEコメンテーター、YouTuberと多彩な顔を持つが、実際は4人の男児の育児に追われる毎日。
Bリーグ公認応援番組「B MY HERO!」
毎週火曜日18時〜スポーツナビとバスケットボールキングYouTubeで配信中!
詳細は関連リンクをチェック!
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ