白熱のリヴァプールとの頂上決戦は2-2の引き分け【マンチェスター・シティ】
【©︎ManCity】
ハイレベルな試合は2-2のドローで決着
両クラブのファンだけでなく、全世界のサッカーファンが見守る中、試合はいきなりシティが動かす。5分、ケビン・デ・ブライネが素早いリスタートから横パスを受け、ペナルティーエリア手前から思い切って左足を振り抜くと、シュートブロックに入ったマティプに当たってコースの変わったシュートがゴールに吸い込まれ、シティが先制に成功する。
しかしシティのリードはそう長い時間は続かず、リヴァプールもすぐに反撃に出た。13分、ロバートソンの左クロスをファーポストに走り込んでいたトレント・アレクサンダー=アーノルドがダイレクトでゴール前に折り返すと、完全にフリーとなっていたジョタが押し込んですぐに試合を振り出しに戻した。
それでもシティはハーフタイム8分前、フリーでファーポストに構えるガブリエル・ジェズスにジョアン・カンセロが見事なクロスを放り込むと、ジェズスがアリソンの頭上を越すシュートを決めてシティが再びリードを奪う。前半は息もつかせぬ展開で、プレミア頂上決戦に相応しい見応えのある45分になった。
先制点を決めたケビン デ・ブライネ(写真中央) 【©︎ManCity】
その後もお互いにハイレベルな攻防の応酬となった。63分にデ・ブライネのスルーパスに抜け出したジェズスがGKアリソンを破ってネットを揺らし、またしてもシティがリードを奪ったかのように見えたが、VARの介入の結果、オフサイドによりノーゴールとなった。
試合終盤にグアルディオラ監督はスターリングとジェズスに代えてジャック・グリーリッシュとリヤド・マフレズを起用。そして、試合のロスタイムにデ・ブライネの超人的なスルーパスを受けたマフレズが決勝点を狙うシュートを放つも、これは大きく枠の外に飛んでいきスタジアムからため息が漏れた。
お互いにハイレベルな攻防の応酬となった試合は引き分けに終わり、両チームの勝ち点差は維持される形となった。シティは来週もFA杯の準決勝でリヴァプールとの一戦を控えている。
ゴール
1-0 シティ:デ・ブライネ(5分)
1-1 リヴァプール:ジョタ(13分)
2-1 シティ:ジェズス(36分)
2-2 リヴァプール:マネ(46分)
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