【サッカー・インカレ】7年ぶりベスト4ならず。びわこ成蹊スポーツ大学、準々決勝で敗退。

びわこ成蹊スポーツ大学
チーム・協会

【©Hirofumi AKITA】

 12月14日、第70回全日本サッカー選手権大会準々決勝が行われ、びわこ成蹊スポーツ大学(関西地区第3代表)が明治大学(関東地区第3代表)に0-3で敗れ、ベスト4進出を逃した。2回戦から中2日の過密日程の中での準々決勝。7年ぶりのベスト4進出を目指したが、この試合でTOPチームの今シーズンの全日程が終了。4年次生は学生サッカーを終え、次のステップへと歩を進める。

【マッチレポート】
 関東圏で初雪が観測されるような寒さで迎えた準々決勝。降りしきる雨の中、正午に明治大学との一戦がキックオフ。
 これまでの2試合とは異なり、立ち上がりからMF7工藤とMF8佐藤を中心としたパスワークとDF森を中心としたリスク管理で主導権を握りながら試合を進める。しかし、前半17分と25分に豪快なミドルシュートにより失点を喫し、0-2で前半を終える。
 流れを変えるため、ハーフタイムでFW32曹に替えてFW18伴木、MF3齋藤に替えてMF12勝田を投入。後半も丁寧なビルドアップから攻撃を組み立て相手ゴールに迫っていくが、後半22分一瞬の隙を突かれて失点し、0-3となる。その後、早稲田大学戦で流れを変えたMF10上月、MF6高見を投入し、最後まで諦めずボールを保持しながらゴールを目指すが、決定機をことごとく相手GKに阻まれ、タイムアップ。シュート数では相手を上回っていたものの決定力の差に泣いた。日本一への挑戦は準々決勝で幕を閉じることとなった。

 関西の多くの大学の中から関西第3代表として出場した今大会。1回戦では札幌大学、2回戦は早稲田大学へ勝利し、多くの大学サッカー関係者の想いを受け継いできた。多くの大学の想いと共に、大学日本一へ挑戦した本学の想いも明治大学へと繋ぎ、今大会の優勝を願う。
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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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