12月8日、第70回全日本大学サッカー選手権大会1回戦が行われ、びわこ成蹊スポーツ大学が札幌大学に4-1で勝利し、2回戦へ進出した。

【マッチレポート】
前日の夜から降り続く雨の影響によって、劣悪なピッチコンディションで迎えたキックオフの笛。全国大会の初戦とあって先制点はとても重要になるが、前半13分コーナーキックから先制を許す厳しい展開となった。しかし、この厳しい展開を打開したのは、J1ヴィッセル神戸加入内定のMF泉。得意のドリブルとゴール前での混戦で2つのPKを誘発し、それぞれMF佐藤とDF藤松が決め、前半で試合をひっくり返した。追加点がほしい後半5分、佐藤が鮮やかなFKを決めて3-1。
後半39分にはDF藤井のクロスから、途中出場のFW伴木がダイビングヘッドを決めて4-1。
重圧のかかる初戦を見事に逆転勝利で飾った。

2回戦は、12月11日13時30分より江東区夢の島陸上競技場にて早稲田大学と対戦する。
早稲田大学戦も勝利を収め、悲願の全国制覇に向け、またひとつ駒を進めたい。