なぜ、今なのか? Jリーグのシーズン移行を深掘り

概要

 2008年7月に日本サッカー協会の犬飼基昭会長(当時)によってシーズン移行の改革案が提案されてから15年――。4度目の検討に対する結論が出ようとしている。かつてないほどのスピード感で議論は進み、12月14日の実行委員会でJリーグ全60クラブがそれぞれのスタンスを回答。その結果を踏まえ、19日の理事会で最終決定される。

 そこで、この特集ではJリーグのシーズン移行を掘り下げたい。シーズン移行の議論の歴史と今回の議論の背景に迫るコラムを皮切りに、それぞれの立場の方々のインタビューを展開していく。最初に登場するのは、シーズン移行の議論の中心に立ってきたJリーグの樋口順也フットボール本部本部長だ。続いて降雪地域のクラブを代表してカターレ富山の左伴繁雄社長に話を伺った。

 3人目はすでに秋春制を導入しているWEリーグから、V・ファーレン長崎の社長経験もある髙田春奈チェア。一方、選手はどう感じているのか。話を伺ったのはツエーゲン金沢の豊田陽平選手だ。さらには、日本における代理人の第一人者である田邊伸明氏に、海外移籍におけるメリット・デメリットを語っていただいた。この特集を読んで、シーズン移行への理解を深めていただければ幸いだ。
(企画・編集/YOJI-GEN)

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