【常葉大菊川】当たり前のこと「ちゃんとやる」その先にある、より高い場所(静岡県)
チーム率いる監督は「超攻撃野球」でセンバツ制したOB
建学の精神は「より高きを目指して~Learning for life~」。その頂を知る監督とともにナインはより高き場所を目指す。
「おじいちゃんとのキャッチボール」きっかけにたどり着いた甲子園
野球を始めた理由は19人が「家族や友人の影響」だった。佐藤投手は「おじいちゃんとキャッチボールをして好きになった」と回答。その他の選手は、父親が野球好きだったり、きょうだいがプレーしていたりというケースが多かった。昨秋は4番に座り石岡監督が「本能で打つバッター」と評価する児玉一琉選手は漫画「ルーキーズ」をきっかけに挙げた。
趣味に関する問いでは、大村昂輝投手が「サッカー」と回答。静岡は清水エスパルス(J1)やジュビロ磐田(J2)を始め多くのチームがあり、全国的にもサッカーどころとして知られる。一方、県内各地に多くの温泉を抱えている地域でもある。趣味でも最も多かったのは、石黒巧投手ら6人が答えた「温泉」だった。
対戦したい相手は神宮大会の覇者・横浜が最多。「個々の能力が高く、どこまで通用するか試してみたい」と答えた井口陽向選手ら半数を超えた。小川優人選手は東洋大姫路・阪下漣投手の名を挙げ、「あの強い真っすぐをはじき返したい」と語った。桶田澄明選手ら2人は秋の東海大会決勝で競り負けた大垣日大との対戦を熱望した。