【スノーボード】女子深田が優勝!自身初のスロープスタイル種目でのV!FISスロープスタイル・ワールドカップ カルガリー(カナダ)

チーム・協会
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間2月22日、アメリカのアスペンで今シーズン4戦目となるFISスロープスタイル・ワールドカップの決勝が行われました。女子では深田 茉莉(YAMAZEN)が優勝。自身初のスロープスタイル種目で初めての優勝となりました。

中央) 優勝した深田 茉莉 左)2位 Annika Morgan 右)3位 Mia Brookes 【FIS国際スキー連盟】

 女子決勝には深田 茉莉(YAMAZEN)が出場。
 深田は1本目にジブセクションにて僅かにミスがあり、思うように得点を伸ばす事ができませんでした。迎えた2本目に完成度を高めた演技を披露し、77.58ポイントで1位に躍り出る。そのまま抜かされることなく、1位でフィニッシュとなりました。
 2に入ったのはAnnika Morgan(ドイツ)、3位に入ったのはMia Brookes(イギリス)でした。

深田 茉莉(YAMAZEN)の優勝を決めた演技内容
1stセクション:SWFSボードスライド270オフ (8.40)
2ndセクション:CAB180-BSボードスライドプレッツェルオフ(7.25)
3rdセクション:SWBSボードスライドプレッツェルオフ(6.55)
4thセクション:SWB900(2回転半)ウェドル(9.30)
5thセクション:BS720(2回転)ウェドル(8.35)
6thセクション:FS540(1回転半)ステイル(6.00)
セクションポイント:45.85ポイント
構成ポイント:31.73ポイント
合計77.58ポイント

女子決勝得点 【FIS国際スキー連盟】

 男子では長谷川 帝勝(STANCER)、木村 葵来(ムラサキスポーツ)、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)が決勝に出場。予定されていた準決勝が中止になり、総勢18名での決勝となりました。
 長谷川はCAB1440(4回転)ノーズグラブからSWB1620(4回転半)ウェドルを繋げる演技を成功させましたが、1.52ポイント足りずに4位でフィニッシュとなりました。
 宮村と木村は自身の演技を決め切る事ができず、今大会を終えました。

男子決勝得点 【FIS国際スキー連盟】

 スロープスタイルシーズン4戦目。次戦は3月13日からのオーストリア・アブソリュートパークにてスロープスタイル最終戦が行われます。スロープスタイル年間王者も決まります。今後の戦いからも目が離せません。

男子最終リザルト
4th HASEGAWA Taiga
11th MIYAMURA Yuto
17th KIMURA Kira
47th KIMATA Ryoma
54th OGIWARA Hiroto
58th TOBITA Ruki

女子最終リザルト
1st FUKADA Mari
20th SUZUKI Momo
25th ONITSUKA Miyabi
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント