【スノーボード】男女ともに2位3位を独占!!全6つのメダルの内4つを日本チームが獲得!!FISビッグエア・ワールドカップ アスペン(アメリカ)

チーム・協会
 スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間2月6日、アメリカのアスペンで今シーズン最終戦となるFISビッグエア・ワールドカップの決勝が行われました。男子では長谷川 帝勝(STANCER)が2位、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)が3位を獲得。女子でも村瀬 心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)が2位、鈴木 萌々(キララクエストスノーボードクラブ)が3位をを獲得し、男女に渡り日本人がメダルを手にしました。

左)2位入賞した長谷川帝勝と 右)3位入賞した宮村結斗。中央)1位 Eli Bouchard 【全日本スキー連盟】

 男子決勝には長谷川帝勝(STANCER)、木村 葵来(ムラサキスポーツ)、宮村 結斗(ムラサキスポーツ)の3が出場。
 3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、長谷川帝勝は1本目にCAB1800(5回転)ウェドルを成功させ89.50点を獲得。2本目にFS1800(5回転)インディを成功させ85.25ポイントを叩き出す。そして3本目にFS1980(5回転半)インディの大技を成功させ合計得点を184.50ポイントとするも、最終滑走者のEli Bouchard(カナダ)がBS1980(5回転半)ノーズを成功し、96.00ポイントを獲得。合計得点を189.00ポイントとし、逆転での優勝を飾りました。
 3位に入ったのは宮村 結斗。BS1800(5回転)メランとFS1620(4回転半)インディを成功させ、自身初のワールドカップメダルを手にしました。

 木村 葵来はBS1980(5回転半)メランを決め切ることができずに9位でフィニッシュとなりました。

左)2位入賞した村瀬心椛と 右)3位入賞した鈴木 萌々。中央)1位 Zoi Sadowski Synnott 【全日本スキー連盟】

 女子決勝には村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)、深田茉莉(YAMAZEN)、鬼塚雅(ISPS)、鈴木萌々(キララクエストスノーボードクラブ)の4名が出場。
 村瀬心椛は1本目にCAB1260(3回転半)ウェドルを成功をさせ88.75ポイントを獲得。2本目にBS1080(3回転)ウェドルを成功させ、合計170.25ポイントで2位入賞しました。1位には2ポイント足りず、僅差での2位となりました。
 優勝したのはZoi Sadowski Synnott(ニュージーランド)でした。
 3位に入ったのは鈴木 萌々。BS1080(3回転)メランとFS1080(3回転)メランを成功させ、自身2度目のワールドカップ3位を獲得しました。

 ビッグエアシーズン最終戦。全6つのメダルの内4つを日本チームが獲得する大活躍を見せました。2024-2025シーズンのFISビッグエア・ワールドカップの全大会で日本チームはメダルを獲得しました。次戦は2月19日からのカナダ・カルガリーにてスロープスタイル4戦目です。今後の戦いからも目が離せません。

男子最終リザルト
2nd HASEGAWA Taiga
3rd MIYAMURA Yuto
9th KIMURA Kira
17th KIMATA Ryoma
25th TOBITA Ruki
44th OGIWARA Hiroto

女子最終リザルト
2nd MURASE Kokomo
3rd SUZUKI Momo
7th FUKADA Mari
8th ONITSUKA Miyabi
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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