BMH特派員的エヴェッサ紹介『熱いで!OSAKA!』【B MY HERO!】

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今シーズン、チーム創設20周年を迎える大阪エヴェッサ 【(C) B.LEAGUE】

 みなさん、こんにちは!B MY HERO!特派員の鈴木慶太です。

 記録的な寒波が日本を通り過ぎたところですが、今、大阪はとても熱いのです!

 今シーズンの大阪エヴェッサはヘッドコーチ・外国籍選手が変わり、新たな気持ちでスタートしました。昨年12月26日には、「Bプレミア」ライセンスも無事に交付され、地元の盛り上がりも加速しています。そして、何を隠そう、今年はチーム創設20周年を迎える節目の年!チームのスローガンも、「OSAKA SOULやったるで!」と掲げ、ファン・ブースターの呼称も「ヴェッサー」に変更されました!これだけでもいかに大阪の地に根付いているのか分かりますが、大阪エヴェッサのチーム史やチームをサポートする仲間の紹介を改めてさせていただこうと思います。

今シーズンは“闘将”藤田弘輝HCが就任 【(C) B.LEAGUE】

フランチャイズの象徴を背負ったクラブ

 まず最初は、「エヴェッサ」という名前の由来についてです。チーム名の由来は、七福神の一人「戎様(えびすさま)」からきています。商売繁盛の神様である「戎様」を大阪では親しみを込めて「えべっさん」と呼んでいることから、人情・笑い・商売の街大阪を活気づける存在であることを願い「えべっさん」⇒「エヴェッサ」と命名されました(大阪エヴェッサ公式サイトより)。名前からして、“ザ・オオサカ”という感じを醸し出していますよね。

 次に、チーム創設20周年を迎える大阪エヴェッサのチーム史を少し振り返ってみましょう。チームが創設された2005年、初代ヘッドコーチとして天日謙作氏(現Wリーグ姫路イーグレッツHC・大阪府出身)、アシスタントコーチには比嘉靖氏(現大阪体育大学男子バスケットボール部監督)と、松下電器(現Panasonic)コンビをコーチングスタッフとして招聘しました。チームはあれよあれよと勝ち進み、bjリーグ(当時)初代チャンピオンまで上り詰めます。また、翌年も2連覇!そしてなんと!東西2地区のカンファレンス制となった3年目も西地区1位でプレイオフに進出、決勝戦も勝利し創設初年度から見事3連覇を達成!チームの存在感を大いにアピールしました。

今季加入のマット・ボンズを筆頭に新外国籍、帰化選手が躍動 【(C) B.LEAGUE】

 エヴェッサのホームアリーナは「おおきにアリーナ舞洲」です。アリーナからして頭に「おおきに」をつけてしまうところがなんとも大阪らしさを表していますよね。その「おおきにアリーナ舞洲」はJR環状線(東京でいう山手線のようなループ路線)西九条駅から桜島線(通称JRゆめ咲線)の終点「桜島駅」で下車、バスで15分ほどのところにあります。この桜島駅の一つ前の駅がユニバーサルシティ駅、そう、ユニバーサルスタジオジャパン(以下、USJ)がすぐ隣にあるんです。いつ乗車してもこの路線は満員で、マリオがいたりハリーポッターがいたりして、桜島駅で下車しても、ジェットコースターの叫び声が聞こえたり、大きなホテルが建ち並ぶ中、キャリーバッグを転がす人が多くいたりします。最近はエヴェッサのユニフォームをきた人やチームタオルを首に下げている人も増えてきたので、とーっても嬉しいです!

エヴェッサを盛り上げるサポーターたち

 次にエヴェッサホームゲームを盛り上げる強力なサポーターを紹介します!

大阪エヴェッサ公式ガールズパフォーマンスユニット「BT(ビーティー)」
 試合前のチアパフォーマンといえば、ガールズパフォーマンスユニット「BT」!ベッサー、チーム、そして試合に「福」をもたらす女神たち「フクムスメ」をコンセプトに、より一層!大阪エヴェッサを盛り上げてくれます!

チームマスコット「まいどくん」
 チームのマスコットは「まいどくん」!大阪弁の「まいど!」は「どうも!」くらいの軽い挨拶の意味です。その「まいどくん」も今シーズンからマイナーチェンジ!「子どもたちに愛されるマスコット」を目標に生まれ変わりました!本人曰く、最新の美容を取り入れて小顔になったとのこと。アクティブに動く「まいどくん」にぜひ会いに来てほしいです。

「Span!」水本健一さん(吉本興業)
 大阪はお笑いの街です。大阪エヴェッサは吉本興業と提携していて、試合前やハーフタイムなどに吉本のお笑い芸人さんが登場し、会場を笑いの渦に巻き込みます。「大阪エヴェッサ応援してます芸人」なる謎の組織も発足し、リーダーの「Span!」水本健一さんは登場した時のエヴェッサの勝率が高いことから「無敗芸人」を自ら名乗っています。水本さんは観客席に直接赴き、ヴェッサーの方々に直接マイクを向け生の声を引き出しています!

試合を盛り上げる「まいどくん」と「BT」 【(C) B.LEAGUE】

 このように歴史もあり、地域にとけこんでいる大阪エヴェッサは、都市型チームとして他にはないイベントを開催しています。例えば、バレーボールSVリーグとの共催もその一つ。2月2日三遠戦では、試合前やハーフタイムにバレーボール・サントリーサンバーズの高橋塁・藍選手が登場!フリースローにもチャレンジしたり、応援練習にも参加してくれて会場をさらに盛り上げてくれました!

 もう充分、熱さが伝わったと思うのですが、大阪といったら忘れていけないのが、今年の4月13日に開幕を控えている大阪・関西万博!その万博会場は大阪湾に浮かぶ夢洲(ゆめしま)、そう、エヴェッサのホームアリーナのある舞洲の隣の島で開催されます。大阪・関西万博のマスコット「ミャクミャク」も試合会場に登場しました。チームとしても、2024-25シーズンのアウェーユニフォームとして、『2025年 大阪・関西万博コラボレーションユニフォーム』を着用し開催をPRしています。もう激アツですね!大阪・関西万博が開幕後のホームゲームは4月16日(水)琉球戦(Asueアリーナ大阪)4月23日(水)滋賀戦(おおきにアリーナ舞洲)5月3日4日長崎最終戦(おおきにアリーナ舞洲)が決定しています!

 ぜひ!B.LEAGUEを観戦して、隣のUSJや大阪・関西万博も一緒に満喫しちゃいましょう!大阪が熱い理由がわかっていただけましたでしょうか、皆さん!待ってるでー!

ホームの「おおきにアリーナ舞洲」では毎試合熱い戦いが繰り広げられている 【(C) B.LEAGUE】

鈴木慶太(B MY HERO!特派員)

【(C) 鈴木慶太】

昭和44年静岡県浜松市生れ。
高校(浜松西高)、大学(日本体育大)、実業団(松下電器)と13年間バスケットボール部のマネージャーを務める(「(バスケ部)マネージャー養成講座」なる講座も開講)。
スポーツバー経営・大阪の中学校・高校教員を経て、大阪体育大学大学院も無事修了。B.LEAGUEコメンテーターをしながら、桃山学院教育大学女子バスケットボール部の監督とバスケ二刀流だが、家庭では4人の育児(全員男子)に追われる最高の毎日。

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著者プロフィール

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