【開幕戦V&新記録達成】松山英樹プロのクラブセッティングをチェック

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【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】

米国男子ツアーの開幕戦「ザ・セントリー」(2025年1月2日〜5日・現地時間)で見事優勝を果たした松山英樹プロ。PGAツアー新記録となる通算35アンダーをマークした松山プロのクラブセッティングを紹介します。

松山英樹プロのクラブセッティング

ドライバー:ダンロップ「スリクソン ZX5 MkII LSドライバー」

ZX5 Mk II LSはロースピンで強い球を追求しており、プロが好むような強弾道が打てる仕様になりました。

通常のZX5 Mk IIと一番違うのはウェイトの位置です。ZX5 Mk II LSはヘッド前方にウェイトがあり、通常モデルのZX5 Mk IIは後方に付いています。ウェイトによる重心位置がちがうので、ZX5 Mk IIと比べると打ち出し角度も高さも異なり、ZX5 Mk II LSの方がはるかに低く前に飛びます。
3番ウッド:テーラーメイド「Qi10 フェアウェイウッド」

軽量化をクラウンに施し、ヘッドの前に42g、後ろに15gのスプリットウェイトを配置することで、低重心をキープしながら高弾道かつ低スピンを実現。

寛容性と操作性を求めるゴルファーに対応したクラブです。
5番ウッド:コブラ「KING ラッドスピード TOUR フェアウェイウッド」

フェース面にCNCミルドインフィニティフェースが搭載されています。クラウン部分もTHIN-PLAY CARBON CROWNという新しいカーボンファイバー素材で、前作より30%軽量化し、極限まで低深重心化を実現しています。

ソール部分にはRADIAL WEIGHTINGというフロントウェイトを戦略的に配置し、低スピン・弾きの良さ・ボールスピードを生み出す設計に。

球も上がりやすく、コースに出てキャリーでグリーンを狙えて、距離を稼いでくれるフェアウェイウッドです。
アイアン:ダンロップ「スリクソン Z-FORGED II アイアン」

ZXシリーズにも搭載されている、「TOUR V.T.SOLE」というトレーディングエッジ側に3rd soleを追加して3面にし、深重心化とシャープな外観を両立させた設計です。トゥ・ヒールの凹部によって余剰重量を創出し、ソールからバックフェース下部へ重心を深く低く設定しています。非常に抜けの良いソールも特徴です。

しっかり操作して球の高低の打ち分けや、ドロー・フェードを自分のテクニックでやっていきたい。さらにシビアな状況からも自分でボールをコントロールしたい人におすすめです。
ウェッジ:クリーブランド「RTX 4 FORGED ウェッジ」(プロトタイプ)

フェース面積を拡大し、フェーストップに向かって厚くした「逆テーパーブレード設計」で上下方向の慣性モーメントが向上。

悪条件でも安定したスピン性能を発揮できる「RTX4 FACE テクノロジー」「第2世代FEEL BALANCING テクノロジー」を搭載。抜群のコントロール性能を発揮できます。
パター:スコッティキャメロン 009M センターシャフトツアー(プロトタイプ)

ボール:ダンロップ「スリクソン Z-Star XV」

カバーを薄く設計し、ボールの反発性能を左右するコア・ミッドの直径をその分大きくすることにより、初速をアップさせると同時にドライバーのスピン量を抑え、高い飛距離性能を実現します。

また、コアには従来モデルに引き続き「ファストレイヤー D.G. コア 2.0」を採用。高初速化を維持しつつ、ドライバーショットで低スピン化を実現し、高い飛距離性能をサポートします。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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