超プロ野球 ULTRA 出場選手に聞く

巨人・丸佳浩「復活したとは思っていない」 最高のプレーは意外な好走塁から

加賀一輝

勝ち切ってこそ、心の底から喜べる

 新任の阿部監督のもと、2024年の巨人は4年ぶりのリーグ優勝を果たした。一方でクライマックスシリーズ(CS)ではDeNAに競り負け、日本シリーズ出場はかなわなかった。

「最後に勝ち切ってこそ、本当に心の底から喜べるシーズンだと思うので。そういった意味ではリーグ優勝した時は、久しぶりの優勝でしたから当然嬉しかったです。でも、それ以上に悔しい方が最後上回ってしまったので。また来年やり返したいなっていうところですね」

 リーグ連覇からの日本一に向けて、倒したい相手はいるのか。丸は個人的には特にない、と前置きしつつ、チーム目線で答えてくれた。

「チームとしては防御率1点台の投手がたくさんいましたし、そういう投手からいかに点を取っていくか、というところになってくると思いますね」

 先に挙げた走塁面も含め、単に打つだけでない攻略の仕方は存在する。束になって相手チームのエース級に襲いかかるイメージだろう。

 最後に、2025年の丸の目標を聞いた。

「チームの目標はもちろん日本一。それしかないです。個人としては来年もレギュラーで出続けられると思っていないので、しっかりアピールして。もう一度レギュラーを取れるように頑張ります」

番組情報

【(C)読売テレビ】

プロ野球のスター選手が一堂に会する、スペシャルイベント『大和地所スペシャル 超プロ野球 ULTRA』。セ・パ12球団のチーム対抗戦で、「もう一つの日本一決定戦」を大阪城ホールで開催!


1985年にスタートし40回記念となる今回は、超豪華な出場選手たちがさらにパワーアップしたさまざまな競技や特別企画に挑戦!
プレミア12の舞台で活躍をみせた広島東洋カープ・小園海斗選手、
東北楽天ゴールデンイーグルス・早川隆久投手、千葉ロッテマリーンズ・佐藤都志也選手、さらにチームを4年ぶりのリーグ優勝へ導いた読売ジャイアンツ・大勢投手など、
2024年のプロ野球を盛り上げたスーパースター達が大集結!
「今」「ここ」でしか見られない選手たちの活躍をお楽しみに!

2025年1月5日(日)午後2時〜

読売テレビ・日本テレビ系 全国ネットで放送

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著者プロフィール

1988年3月6日、愛知県生まれ。成蹊大学卒業後、一般企業を経て独立。ライティング、MCなど幅広く活動する。2016年〜23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。

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