12球団主力26選手に聞く今季の目標 巨人・浅野「なんとかしがみつきながら…」 

加賀一輝

昨季はシーズン後半に台頭した巨人・浅野。4年目の今季は年間通しての活躍を誓う 【写真は共同】

 DeNAの「下剋上日本一」や、プレミア12における侍ジャパンの奮闘に沸いた2024年の野球界。オフに入ってもその熱は冷めやらず、新たな1年を迎えようとしている。

 そんな中、スポーツナビでは新年1月5日14時から読売テレビ・日本テレビ系で放送される『大和地所スペシャル 超プロ野球 ULTRA』の収録現場を取材。収録に参加する12球団計26人の選手にインタビューを行った。

 第3回は2025年シーズンの「目標」について聞いてみた。個人のこと、チームのこと……。球界のスターたちから、さまざまな答えを聞くことができた。

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大勢(巨人)
「2024年は(代表活動で)11月でも最後まで投げられたのは良い経験だったし、これを活かしていきたいです。1年間投げ抜くことですね」

浅野 翔吾(巨人)
「初めから最後まで、優勝争いするところまでずっと一軍に帯同できたら自信がついてくると思います。なんとかしがみつきながらやっていきたいです」

丸 佳浩(巨人)
「2025年もレギュラーで出られるとは思っていないですし、もう一度横一線からアピールしていきます」

大津 亮介(ソフトバンク)
「チームとしてはリーグ優勝と日本一。個人としては、先発ローテーションに入って2桁勝利を挙げることです」

正木 智也(ソフトバンク)
「まずは開幕一軍と開幕スタメンを目指してやって、1年間一軍に居続けられるように。キャリアハイを更新したいです」

桐敷 拓馬(阪神)
「チームとしては連覇ができなかったので、また優勝と日本一を。個人としては2024年は1年間戦力になれたので、それを継続したいです」

前川 右京(阪神)
「チームの目標は優勝だと思うので、それに貢献できるようにしたい。個人としては規定打席到達ですね」

山﨑 福也(日本ハム)
「勝ち星、イニング、防御率……キャリアハイの数字を残したいですね。具体的には15勝5敗で貯金10です」

伏見 寅威(日本ハム)
「チームとしてはもちろん優勝。個人としては全試合出たい気持ちが大きいです。これまでは(2021年の)91試合がマックスなので」

東 克樹(DeNA)
「リーグ優勝からの日本一を達成するために、チーム全員が同じベクトルを向いていくことが大事だと思います。個人としては200イニングを一度投げてみたいですね」

石田 裕太郎(DeNA)
「規定投球回到達を一つの目標としています。イニング数を稼げば勝ちも増えてくると思うし、他の数字も良くなると思う。東さんに“おんぶに抱っこ”なので、その負担を少しでも減らせたら」

梶原 昂希(DeNA)
「盗塁数をもっと伸ばしたいと思っています。規定打席に乗りながら30個、40個としっかり走っていけるように。どの打順でも役割は変わらないと思いますが、僕は走る部分で多くの選手の打点に貢献できれば」

小島 和哉(ロッテ)
「イニングをもっと投げたいと思っています。あとは防御率ももっと頑張れたら」

佐藤 都志也(ロッテ)
「2024年が基礎になってくると思うので、2025年はより大事になると思います。まずは開幕戦で小島さんとバッテリーを組んで、完投勝利をすることですね」

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著者プロフィール

1988年3月6日、愛知県生まれ。成蹊大学卒業後、一般企業を経て独立。ライティング、MCなど幅広く活動する。2016年〜23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。

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