巨人・大勢「胴上げ投手に指名されたのは…」 スター26選手が今季ベストパフォーマンスを語る
巨人・大勢の「ベストパフォーマンス」は、自身初の胴上げ投手に輝いたことだった 【写真は共同】
そんな中、スポーツナビでは新年1月5日14時から読売テレビ・日本テレビ系で放送される『大和地所スペシャル 超プロ野球 ULTRA』の収録現場を取材。収録に参加する12球団計26人の選手にインタビューを行った。
第1回は今季の「ベストパフォーマンス」について聞いてみた。果たして、今をときめくスター選手はどんなプレーを「ベストパフォーマンス」だと感じているのか?
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「胴上げ投手になれたのは良い経験だったなと思います。指名されたのは当日とか1日前。そうなれば良いなと思って、準備はしっかりしていました(9月28日@マツダスタジアムでリーグ優勝決定、大勢は自身初の胴上げ投手に)」
浅野 翔吾(巨人)
「一軍に戻ってすぐのホームランです。開幕一軍に入ったんですけど9打数0安打で(降格)、昇格して最初の打席も一ゴロで10の0。それでも次の日、スタメンに使ってもらって打ちました。大事な終盤戦で監督に使ってもらえて、良い経験ができました(8月14日@東京ドームでの阪神戦、及川雅貴から満塁弾)」
丸 佳浩(巨人)
「DeNA戦で一塁走者の僕が走って、坂本(勇人)選手の投ゴロの送球間に三塁に走ったこと。自分でも咄嗟の判断でしたがうまくできたと思います(9月18日@東京ドーム)」
大津 亮介(ソフトバンク)
「ベルーナドームでの背面キャッチ。守備には自信があるので半分狙っていましたが、正直言うと『入りました』って感じです(4月15日の西武戦、外崎修汰の投ゴロを好捕)」
正木 智也(ソフトバンク)
「エスコンフィールドで宮西(尚生)さんから打った決勝ホームラン。センター返しのイメージで打席に立って、自分が理想とする打球があの場面で出たのは良かったですね(8月23日の日本ハム戦、延長10回に決勝ソロ)」
桐敷 拓馬(阪神)
「甲子園で岡本(和真)さんに投げた時の最後の1球が、自分の中でベストボールだったかなって感じますね。2死二塁だったんですけど、外に真っすぐを投げて見逃し三振を取れました。コースにきっちり、かつ強いボールを投げられたのが理想的でした(4月17日の巨人戦、149キロのアウトローで岡本を抑える)」
前川 右京(阪神)
「中日戦で左の齋藤(綱記)さんから打った、ライト線への二塁打。1点差のチャンスで回ってきて、岡田(彰布)監督から『引っ張ってこい』と言われて、甘く入った球を引っ張れた。良かったと思います(6月27日@甲子園、1点を先制した直後の7回に適時二塁打)」
「交流戦は楽しかったですね。その中でも甲子園での阪神戦が印象的です。新庄(剛志)監督が6番に打順を上げてくださって、ピッチングも良かったので。相手の応援に圧倒されるところはありましたが、良い投球と打撃ができて良かったです(5月30日、7回無失点&決勝打の活躍)」
伏見 寅威(日本ハム)
「ゲームセットの時にファウルチップを右手で捕った試合。あれはベストというか、思い出に残る試合ですよね(7月13日@エスコンフィールドでのソフトバンク戦、9回2死から吉田賢吾のファウルチップに反応して捕球。チームの勝利を呼び込んだ)」
東 克樹(DeNA)
「日本シリーズの3戦目、(左太もも裏の)肉離れからの復帰登板でチームにしっかり勝ちをもたらすことができたのは印象に残っています(10月29日@みずほPayPayドームでの日本S第3戦、東は7回1失点の好投でチームにシリーズ1勝目をもたらす)」
石田 裕太郎(DeNA)
「プロ初登板初勝利の時は無我夢中で投げていました。初めてのことが多かったので、緊張感はあまり感じなかったです。何も考えずに投げられたのがよかったのかな(6月9日@横浜スタジアム、ソフトバンクを相手に5回1失点)」
梶原 昂希(DeNA)
「菅野(智之)さんから打った本塁打が自分の中では一番ですね。甘いスライダーではあったんですけど、ずっとテレビで観ていた投手から打てたのは自信になりました。そういった意味でも今季の結果に拍車をかけた一打だったのかなと(8月18日@横浜スタジアムでの巨人戦、6回に菅野から先制ソロ)」
小島 和哉(ロッテ)
「特定の試合というよりも、シーズン終盤の大事な試合が続く中でチームが勝つ投球をできたのが良かったと思います。自分が投げる試合で勝つのは嬉しいので」
佐藤 都志也(ロッテ)
「オールスターやプレミア12もありましたが……。シーズンだと、楽天とCS争いしている時の決勝タイムリーが印象的かなと思います(9月30日@楽天モバイルパーク、同点の9回に則本昂大から決勝打)」