超プロ野球 ULTRA 出場選手に聞く

12球団主力26選手が語る「来季対戦したい選手・倒したい相手」 中日勢は“身内で対戦”を希望?

加賀一輝

岡林(写真)と藤嶋の中日勢は、来春キャンプでの“対決”に注目だ 【写真は共同】

 DeNAの「下剋上日本一」や、プレミア12における侍ジャパンの奮闘に沸いた2024年の野球界。オフに入ってもその熱は冷めやらず、新たな1年を迎えようとしている。

 そんな中、スポーツナビでは新年1月5日14時から読売テレビ・日本テレビ系で放送される『大和地所スペシャル 超プロ野球 ULTRA』の収録現場を取材。収録に参加する12球団計26人の選手にインタビューを行った。

 第2回は来シーズン「対戦したい選手・倒したい相手」について聞いてみた。果たして、今をときめくスター選手の胸のうちは?

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甲斐野 央(西武)
「全員ですね。(リリーフゆえ)投げる場面が場面なので、この人だから力入れるとかはなくて。自分のパフォーマンスが最大限出るかどうかに着目しています」

佐藤 龍世(西武)
「ロッテですかね。その中でも小島(和哉)はこれまで苦手意識がなかったんですけど、途中から攻め方を変えられて苦労したので。来季こそは打ちたいですね」

藤嶋 健人(中日)
「みんな抑えたいです。全員抑えたい。1イニングって大事な仕事なので。ただ、春のキャンプで岡林を抑えたいのはあります。あいつ、僕のボールを目慣らしで使ってくるので(笑)」

岡林 勇希(中日)
「まずは目の前のピッチャーを誰であろうと打ち崩すことですね。打たないと、どうしても対戦したい人と対戦できないので。2024年に少し調子悪かったのは藤嶋さんと対戦しなかったのもあるかなと思うので、次のキャンプではお願いしようかな(笑)」

阿部 翔太(オリックス)
「全員抑えたいですけど、その中でもソフトバンクが抜けていた印象があるので、特に抑えたいですね。山川(穂高)さんが入られて、栗原(陵矢)君も調子がよくて、柳田(悠岐)さんが怪我しても正木(智也)君が出てくる。気を抜くところがないですよね」

西川 龍馬(オリックス)
「まずはソフトバンクにやられたので、絶対に倒したいなと。特定のピッチャーを打てた、打てなかったはないですけど、とりあえず2024年は毎日が新鮮でした。初見の相手ばかりだったので」
田口 麗斗(ヤクルト)
「阪神打線ですね。2024年は特に捕まった印象が強いので。基本的にみんな良いバッターです。大山(悠輔)さんもそうですし、サトテル(佐藤輝明)君もね。森下(翔太)も成長中だと思うので。気をつけたいというよりも、対戦を楽しみにしながら準備します」

丸山 和郁(ヤクルト)
「対戦する相手全員ですね。チームは2年連続5位になっていますが、やっぱり相手に勝たないと必然的にそうなってしまうので」

早川 隆久(楽天)
「森下翔太(阪神)ですね。侍ジャパンの時もいろいろと話をしていて、話していく中で彼と勝負してみたいなっていう気持ちが湧いてきました」

小郷 裕哉(楽天)
「才木浩人投手(阪神)とやってみたいです。これまで対戦したことがないですし、プレミア12でもすごいボールを投げていたので。真っすぐ、どんな感じなのか気になります」

森下 暢仁(広島)
「全チームに勝てればいいと思います。どこが相手でもしっかり勝負できれば」

小園 海斗(広島)
「みんな打ちたいですよね。2024年は8月まで1位だったので、来季は勝ちたいというか、そこからの粘りを見せつけたい。それで優勝したいです」

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著者プロフィール

1988年3月6日、愛知県生まれ。成蹊大学卒業後、一般企業を経て独立。ライティング、MCなど幅広く活動する。2016年〜23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。

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