“虎党”ココリコ遠藤章造が『すぽると! on TVer』に出演! 新猛虎打線のキーマンを指名&ぶっちぎり優勝を大胆予想
芸能界きっての虎党である遠藤がスタジオで“阪神愛”を熱く語った 【(c) フジテレビ】
12月16日の配信には、芸能界きっての熱烈な虎党であるココリコの遠藤章造がゲスト出演し、溢れる“阪神愛”を披露するとともに、早くも来季の阪神の優勝と「シーズン勝利数」を大胆予想した。
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「ホホホイ」からの仰天スタート
番組冒頭、遠藤が今や国民的ギャグとなった「ホホホイ」をプチ披露すると、それに感化された東中アナウンサーが、先週に引き続いてモノマネ披露。「それでは遠藤さんのモノマネ、参ります」と宣言した後に「サンバのリズムを知ってるかい」の台詞から“全力ホホホイ”を踊る仰天のオープニングとなった。
本編では、“虎党”の遠藤のために今季の阪神の「好珍プレー集」の映像が流されるところから始まった。途中、「この後に何が起こったでしょうか?」のクイズにも、遠藤は「ヘディング」と余裕の解答。さらに今年8月3日に横浜スタジアムに行われたDeNA対阪神戦を息子2人と現地観戦したことを明かし、その日の試合映像とエピソードトークを交えながら番組を盛り上げた。
そして、遠藤が「タイガースのファンになって40数年で初めての年下監督」という藤川球児新監督について、ヘッドコーチを置かない理由などを討論し、FA権を取得した糸原健斗、坂本誠志郎、大山悠輔、原口文仁の4人全員が残留した影響なども語り、そして来季のV奪回へ向けた「2025年型打線」も発表した。
ダブって見えた前川と掛布?
その“前川推し”の続きを、収録語の楽屋でさらに聞いた。
「僕が重ねているのが、ミスタータイガースの掛布雅之さん。前川選手が高卒から同じように阪神に入って、1、2年目のバッティングを見て、掛布さんとダブって見えたんですよね。ケツがでかいし、足が太いし、いいなぁって(笑)。最初は荒削りでしたけど、去年あたりから試合に出始めて、今年はかなり手応えがあった。来シーズンは1年を通してレギュラーとして頑張ってもらいたい」
今季の前川は116試合に出場して打率.269、4本塁打、42打点。そのうちスタメンは83試合で、「2番・レフト」での出場は7試合で打率.333だった。「2番・前川」でタイガース打線の“繋がり”を取り戻す計画だ。
「(前川は)意外と三振が意外と少なくて、打席の中で粘るんですよね。あれだけ粘ってくれると、1番の近本さんも走れる機会が増えてくる。今年の近本は3年連続で盗塁王になりましたけど数字的には19個しか走っていない(自己プロ6年間で最少)。やっぱり近本が30、40と盗塁すればチャンスは増えますし、そのためには2番打者が大事になると思うので、その役割を前川選手がやってくれた面白いと思うんですよね」
MLB情報&プロスピA企画に盛り上がる
遠藤が現時点での2025年の阪神のシーズン勝利数を計算した 【(c) フジテレビ】
そこで遠藤が「日本人選手がいる球団がいいと思いますけど、実際にはどうですか?」と尋ねると、「僕の時(2002年にヤクルトからドジャースに移籍)には野茂(英雄)さんと木田(優夫)さんがいて、いいアドバイスをもらえて助かりました」と語った石井さんが、「ドジャースが本命ですけど、パドレスにはダルビッシュ(有)さん、松井(裕樹)さんがいて、GMがすごく日本のことを理解している。僕は環境的にはパドレスも負けていないと思います」と独自予想も披露した。
続くプロ野球スピリッツAとのコラボ企画では「もし自分がプロスピAに出られたとしたらどんなタイプの選手ですか?」との質問も。それに対して遠藤は「僕はねぇ、本当にやらしい選手なんですよ」と苦笑い。「隠し球とか平気でするし、トリックプレーとか大好きな選手なんで。でも小柄なので、2番・セカンドで守備中心の選手ですかね。足も速かったんで」と自身の学生時代を振り返りながらスタジオの笑いも誘った。
122勝は無理でも90勝を!
収録後の楽屋でも、その「122勝」について「まぁ、今の時点ではどう考えても122勝ですね」と改めて豪語。「ただ、去年もこの時期は122勝予想だったんですよね…(結果は74勝)」とこぼしながらも、「これが春季キャンプに入ればさらに増えて、第2クールぐらいには137勝ぐらいになる(笑)。もう負ける要素がないでしょって」と皮算用ぶりを力説した。
現実的に考えて「122勝」の達成は不可能に近いが、遠藤は「藤川監督が1年目から勝負できるメンバーが揃っているし、優勝できる戦力がある」とチームへの自信と新監督への信頼を寄せる。そして“30年前の借りを返す”との想いも込めた。
「実は球団60周年(1995年)の時に『60勝をいつするのか』って企画をやってみんなで予想したんですけど、50勝ぐらいで(46勝84敗で最下位)。届かんのかいっ!っていうのがあったんで…(苦笑)。122勝は無理でも、来年は90周年なんで90勝を期待したい。90勝できればぶっちぎれる。僕は来年、阪神が『90勝いつするのか』に注目します!そして日本一になってもらいたい!」
シーズン90勝に到達できれば、ほぼ間違いなく優勝できる。阪神の直近3度のリーグ優勝したシーズンの勝利数は、87勝(2003年、2005年)、85勝(2023年)。NPB全体では今季のソフトバンクが91勝を挙げ、最近のセ・リーグでも2016年の広島と2009年の巨人が89勝を挙げている。「122勝」と違い、この「90勝」は、決して不可能な数字ではない。
果たして藤川監督率いる新生タイガースが、ぶっちぎりの強さでセ・リーグを制することができるか。V奪回を信じる虎党の中で、ココリコ・遠藤章造が早くも、そして力強く、リーグ優勝&日本一の宣言していた。
(取材・文:三和直樹)
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