女子ダブルスの新・戦国時代を制するのは、どのペアか=バドミントン
パリ五輪の出場権を争った5ペアの3組が解消
初優勝狙う「シダマツ」、五輪後の低迷から復調
五輪直後は、表彰等のイベントや取材対応などが増え、練習時間の確保は難化。満足のいく準備をできず、試合でも力を出し切れない状況に苦しんでいた。しかし、熊本マスターズの際に、志田は「(力はあるから)自分のできることを、気持ちが(上がって)うわーってならなくても、今の自分を受け入れて、冷静に、でもちゃんと出しきれれば勝ちはついてくると思って今回できたので、 これだというのが掴めた」と戦い続けるために自分を納得させる臨み方のヒントを得ていた。松山もワールドツアーファイナルズを終えて「五輪のときに比べてしまうと不安はいっぱいあるけど、自分が今できることでどこまで行けるか、楽しみにはしていた。その結果が準優勝だったので、少し自信になった」と話しており、好調時とのギャップに対する向き合い方が安定した印象だ。今大会では当然、優勝候補の筆頭。追われる立場の難しさはあるが、初優勝を狙う。
中西/岩永は欠場
福島/松本の組み替えペアは、デビュー戦で国際大会を準優勝