女子ダブルスの新・戦国時代を制するのは、どのペアか=バドミントン
混合複で五輪2大会銅メダルの五十嵐は、櫻本と躍進狙う
混合複で五輪銅メダルの五十嵐(右)は、櫻本とペアを組んだ 【平野貴也】
日本の課題、若手の台頭はあるか
石川(右)/古根川は、主力の欠場が目立った昨年の大会を、高卒1年目で準優勝 【平野貴也】
日本B代表の石川心菜/古根川美桜(NTT東日本)は、高卒社会人2年目と若い。主力の欠場が相次いだ前回大会で準優勝。今度は、主力クラスへ挑戦する。同じくB代表の廣上瑠依/加藤佑奈(再春館製薬所)は、22歳の同級生ペア。今季後半、ともに後輩とのペアに組み替えてプレーすることで得た気付きを結果につなげたい。国内大会で代表勢に見劣りしない活躍を見せている大竹望月/高橋美優(BIPROGY)は、11月の熊本マスターズを高橋の負傷によって途中棄権。回復具合が気がかりだが、上位に挑戦する力を十分に持つペアだ。熊本マスターズで福島/松本に善戦した大澤佳歩(BIPROGY)/田部真唯(山陰合同銀行)のような伏兵の台頭もあり得る。
大会は、初日の12月25日に予選を実施した後、本戦の組み合わせ抽選を行う。日本代表は、2024年の7組から2025年は6組に絞られる。代表入りをかけたサバイバルマッチとなる。新・戦国時代を迎えた女子ダブルスで国内最強の座を手にするのは、どのペアか。