「烏龍茶」、飲み過ぎるとどうなる?興奮や不眠、頻尿など“意外なデメリット”も

MELOS -メロス-
烏龍茶には、ダイエットや肌、ニキビ、血圧などに良いメリットがあることで知られていますが、飲み過ぎるとデメリットもあります。

烏龍茶の注意点について、あんしん漢方薬剤師・山形ゆかりさんが解説します。

【MELOS】

烏龍茶を飲むときはココに気をつけて! 飲み過ぎのデメリット

カフェインが多い

烏龍茶にはカフェインが多く含まれています。カフェインには尿量を増加させてむくみを防ぐというよい効果もありますが、摂り過ぎると以下のような症状が出ることもあります。

心拍数の増加
興奮や震え
吐き気やめまい
下痢や嘔吐
不眠
 など

とくに、妊娠中や妊娠を考えている方は注意が必要です。妊婦が1日300g以上のカフェインを摂取すると、出生時の子どもの低体重や、流産や死産のリスクが高まると言われています。

同様に、授乳中の方も注意しましょう。子どもが母乳を通してカフェインを摂取すると、寝つきが悪くなったり落ち着きが悪くなったりすることがあるようです。
利尿作用がある

烏龍茶はカフェインやカリウムを含むため、利尿作用があります。頻繁にトイレに行きたくなる可能性があるため、外出前や就寝前に烏龍茶を飲むのは控えましょう。

とくに、就寝前に利尿作用のある烏龍茶を飲むことで夜中に何度も起きてしまい、睡眠の質が下がって翌日の活動に悪影響を及ぼす可能性があります。

烏龍茶は1日どのくらいまで?

カフェインの1日の摂取目安量は健康な成人で400mg、妊娠中の女性で300mgだとされています。烏龍茶100mLに含まれるカフェインは約20mgですので、烏龍茶を2L飲むとカフェインの摂取目安量を超えてしまいます。

烏龍茶だけを大量に飲むことはなくても、カフェインはコーヒーやココア、チョコレートなどの他の食品にも含まれる栄養素です。他の食品に含まれる栄養素との兼ね合いも考えながら、烏龍茶の摂取量を決めましょう。
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