バドミントン新ペアの福島/松本「フクヒロ、ナガマツでは届かなかったところ」目指す挑戦開始
ペア結成直後で2週連続の大躍進
ペアを結成してすぐに国際大会で好成績を挙げた福島(左)/松本 【平野貴也】
勝った試合では、福島が前に入れば左右に素早く、相手が狙ったコースをシャットアウト。松本が前に入れば規格外の高さと腕の長さでシャトルを止める、あるいは撃ち抜く。前週よりも明らかに改善された攻撃パターンが何度も見られた。まだ2大会しか戦っていないが、ペアとしての潜在能力の高さは明らかだ。2人は、12月の全日本総合選手権に主催者推薦で出場する可能性が高く、まずは2025年の日本代表入りを目指す。その先に見据えるのは、世界の頂点への再挑戦。力のあるベテランコンビがペアを結成し、新鮮で大きな可能性を示し始めている。
ペア結成初戦からメダルを獲得。新たな挑戦は、大きな可能性を秘めている 【平野貴也】