「2024 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」受賞選手発表
【@NPB】
本賞は、レギュラーシーズンを通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手(セ・パ両リーグの各1選手)に贈られます。選考は昨年に引き続き、月間「スカパー!サヨナラ賞」の全12プレー中から、ファン投票により選出されました。受賞両選手にはそれぞれオリジナルトロフィーと賞金200万円が贈られます。
【セントラル・リーグ】長岡 秀樹(東京ヤクルトスワローズ)初受賞
【長岡秀樹選手】
東京ヤクルトは、先発・阪口投手が序盤に失点を重ね0対3と劣勢に立たされるも、3回裏に赤羽選手の2点本塁打、5回裏には山田選手のソロ本塁打で同点に追いついた。しかし、6回表にマウンドに上がった大西投手が先頭打者・坂倉選手に本塁打を浴び、再び勝ち越しを許してしまう。その後、打線はチャンスを作るものの決定打を欠き、迎えた9回裏、相手マウンドには広島東洋の守護神・栗林投手。代打・川端選手、山田選手の連打などで二死二、三塁とサヨナラのチャンスを作り、打席に立ったのは長岡選手。ここまで4打数無安打で迎えた打席であったが、初球に狙いを定め振り抜いた打球は、左中間を破る逆転サヨナラ2点二塁打となり、ファン総立ちの劇的な一打で勝利を掴んだ。
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【パシフィック・リーグ】小川 龍成(千葉ロッテマリーンズ)初受賞
【小川龍成選手】
この試合、千葉ロッテは1回裏、藤岡選手の適時打、ポランコ選手の2点本塁打で3点を先制するも、直後の2回に同点に追いつかれてしまう。7回表に勝ち越しを許すと、8回表にも追加点を奪われ、点差は2点に広がってしまった。迎えた8回裏、ソト選手の本塁打で1点差にせまると、二死満塁から、藤原選手の二塁への適時打等で、この回3点を奪って逆転に成功する。勝負は決まったかに思われたが、9回表に再び追いつかれ、6対6の同点で9回裏を迎えた。ソト選手の安打、髙部選手の粘りの四球などで二死満塁の好機を作り、打席に入ったのは8回裏に代走から途中出場していた小川選手。初球、埼玉西武の守護神・アブレイユ投手が投球モーションに入ると、小川選手はバントの構えを取る。誰もが意表を突かれた中で、三塁側に見事なバントを決めると、自慢の快足を飛ばし、サヨナラ適時内野安打をもぎ取った。自身初となるサヨナラ打で、取っては取られてのシーソーゲームを制した。
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