【スポナビGolf座談会】初心者〜上級者まで長く使える!キャロウェイ「APEX Ai200アイアン」「APEX Ai300アイアン」「APEX Ti FUSIONアイアン」
【スポナビGolf】
キャロウェイ「APEX シリーズ」の魅力を語る!
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小倉・鶴原: もちろん!全部打ちましたよ!
石井: どんな感じでしたか?
小倉: まずは、Ti FUSIONから話させてください!説明を聞いただけで、これは打ってみたいと思った。技術的なものがてんこ盛りだから。
鶴原: 実は小倉さんと一緒に説明を受けたんです。2人ともTi FUSIONに釘付けでしたね。
小倉: チタンフェースの鍛造で、中空構造。打感もコントロールできるというんです。さらに、DSPというダイヤモンドコーティングで摩耗にも強い。それでいて、見た目はマッスルバックのようなカッコよさ。早速「打たせてください!」とお願いしたら、「すみません、試打クラブはないんです」と言われてしまって……。がっかりしましたよ。
でも、その後、なんとか試打させてもらえたんです。期待値MAXの状態で打ったんですが、それを上回る感触でした! 今まで味わったことのない、気持ちの良い打感だったんです。
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小倉: うーん、値段が……(苦笑)
鶴原: そうですね、高いんです。高すぎるくらい(笑)
小倉: これまで本当にいろいろなアイアンを打ってきたんです。僕はどちらかというと、フォージドの柔らかい打感が好きで、そういうアイアンにこだわってきたんですが、Ti FUSIONは、本当にモチッとした感触でフェースに乗っている時間が長いんです。
普通、チタンフェースというと「カチーン」という硬いイメージじゃないですか。ところが、Ti FUSIONは、多少芯を外しても、全部モッチモチなんです。「雪見だいふく」を食べているような感じ(笑)
鶴原: ちょっと言い過ぎですよ(笑)
小倉: いや、でも、それくらいフェースに吸い付く感じで、芯で捉えた時はこわっていう手応えがあるんです。
石井: なるほど、お餅が歯にくっつくような感じですか(笑)?
小倉: そう!まさにそれです!それくらい気持ちよかった。
鶴原: 面白いのは、こういうチタンを使ったモデルって、たいてい軽量でやさしいモデルに設定されることが多いんですが、Ti FUSIONは違うんです。APEX Ai200とAPEX PROの間に位置するところが面白い。ヘッドもそんなに大きくないし、かなりシャープです。小倉さんも、その辺りを評価しているんだと思います。
小倉: もう少し値段がリーズナブルなら、絶対に欲しいですね。
石井: こういう最先端技術を詰め込んだコンセプトカーのようなモデルを作って、評判が上がれば、それを一般向けに落とし込んでいく。そのための第一歩ということですね。
小倉: これだけ技術が詰まったモデルは、今後なかなか出てこないでしょうね。ちょっと無理してでも、手に入れたい気持ちはあります。
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小倉: Ai200は、テーラーメイド「P770 アイアン」に匹敵する、ヘッドが小ぶりでやさしいモデルですね。
石井: 例えば、タイトリスト「T200 アイアン」のような感じですか?
小倉: そうですね。ヘッドが小ぶりでやさしいモデルというと、その3つが挙げられますね。
石井: なるほど。PING「i530 アイアン」などはちょっと違う?
小倉: 距離性能やターゲット層が違うと思います。
石井: つまり、Ai200は、ただ距離を飛ばすというよりは、小ぶりなヘッドで距離や高さをコントロールして、コースを攻略していくタイプのアイアンということですね。
小倉: その通りです。ある程度スコアメイクを意識して、自分の技術も活かしたいというゴルファー向けのアイアンですね。
石井: オノフ「アイアン KURO」のようなイメージですか?
小倉: そうですね。やはり、ある程度アスリート思考で、「自分がどうしたいか」「弾道をコントロールしたいか」という意思があるゴルファーに合うと思います。とにかくやさしくて、顔が小ぶりなアイアンがいいとなると、i530も選択肢に入ってきますけどね。
鶴原: Ai200とAi300は、このヘッドサイズにしては曲がらないと思います。少しは操作感も残してありますが、直進性の方が高い。ここが進化したポイントですね。
石井: 従来のAPEXアイアンは、ミッドサイズで、球が上がりやすく、芯も広くて、距離もそこそこ出るというイメージでした。今回のAiシリーズは、球が上がりすぎるというよりは、グリーンで止まるような弾道に変わっていますよね。ぶっ飛んでいく感じは少し抑えられていて、飛距離が欲しいゴルファーには物足りないかもしれませんが、ゴルフ場で狙ったところに落としやすく、結果を出しやすいアイアンになったと思います。
小倉: 飛距離を求めるなら、パラダイム Ai SMOKEといった選択肢もありますからね。APEX Aiシリーズは、その中で、よりアスリート寄りのポジションにあると思います。
石井: キャロウェイでは珍しいですよね。10年間も名前が変わっていないシリーズは。APEX自体は、もともと別のブランドでしたが、キャロウェイがそれを引き継いで、大切に育てているのが分かります。
鶴原: そうなんです、10周年なんですよ。アメリカでは、APEXの人気が高いみたいで、マーケットも大きい。だから、シリーズが続いているんだと思います。初心者でも扱いやすいやさしさがありながら、80台、70台で回る上級者まで、長く使い続けられるモデルです。幅広い層のゴルファーに、APEX Ai200とAi300はおすすめです。
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鶴原: 全く問題ないと思います。
石井: Ai200とAi300は、どのように選び分ければいいでしょうか? 見た目ですか?
小倉: やはり、見た目でやさしいのはAi300ですね。
石井: 確かに、Ai300の方が少しボテッとしていますね。
小倉: そうですね。
鶴原: グースネックになっている分、Ai300の方がつかまりが良いですね。
小倉: 直進性もAi300の方が高いように感じます。シンプルにグリーンに真っ直ぐ打ちたいならAi300、ある程度球筋を操作したいならAi200ですね。どちらも、打点のミスに強く、小ぶりなヘッドなのにやさしい点は共通しています。
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