2024ドラフトから予測する未来~1年目のブレイク候補は誰だ?

1位指名の石塚&齋藤以外にも好素材が目白押し 人材豊富な高卒ショートの出世争いを占う

西尾典文
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金沢の齋藤(左)は西武、花咲徳栄の石塚(右)は巨人が交渉権を得た。現時点では1位指名の2人が頭一つ抜けているだろう 【写真は共同】

 支配下で69人、育成で54人の合計123人が指名された今年のドラフト会議。野手で特に目立ったのが高校生のショートだ。支配下で指名された高校生野手9人のうち6人がショートの選手で、育成でも5人の高校生遊撃手が指名されている。あらゆるカテゴリー、ポジションのなかでも人材が豊富だったと言えそうだ。そんななかからとりわけ注目される選手について、プロでの将来像やレギュラー獲得の時期などを探っていきたい。

石塚は坂本の後継者になれるポテンシャルを秘める

石塚の魅力はなんと言っても打撃だが、守備も堅実で肩も強い。プロでもショートとして成功できる資質がある 【YOJI-GEN】

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著者プロフィール

1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

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