今週のJRA重賞は日曜の小倉競馬場1800m芝で開催される中京記念の1鞍。レース名と開催競馬場が合っていないために混乱してしまいそうだが、いつもの中京芝マイル戦ではないということを忘れずに頭に入れておこう。

　と言っても、近年は各競馬場の改修などによる代替開催が重なり、本来の中京1600m芝で実施されたのは過去5年で昨年、2019年の2回と、むしろ少ない。小倉1800m芝では2021年、22年と2年続けて開催されており、それなりのデータがあるとも言える。ちなみにその2年間で1番人気は1着（21年）、3着（22年）の好成績だが、その代わり2、3番人気が馬券に絡めず、いずれの年も好配当の決着となった。

　今年のメンバーを見ると、春のGI出走馬、条件を勝ち上がってきた上がり馬、そして2月に同じ小倉千八で行われた小倉大賞典1～4着馬が揃い踏みするなど、ハンデ差を考慮すれば混戦ムード。この中から競馬予想AI『VUMA』はどの馬を中心視しているのか。小倉1800m芝で大躍進する推奨馬、穴馬のピックアップをぜひともレース前にチェックしてほしい。