高校野球「実力校ランキング・24年夏」埼玉編 一頭地を抜く花咲徳栄、対抗馬は浦和学院など3校
昨秋に続いて春の県大会も制した花咲徳栄。2019年を最後に遠ざかっている甲子園へ、石塚(右)を軸とする強力打線が火を吹くか 【YOJI-GEN】
4番の石塚を筆頭に攻撃陣にタレントが揃う花咲徳栄
花咲徳栄を追うのが、昨秋から2季連続で準優勝の昌平、2季連続でベスト4の山村学園、そして春は3回戦で姿を消した浦和学院だ。他にも2季連続でベスト8の埼玉栄など、虎視眈々と頂点を狙う実力校がひしめいている。
1位の花咲徳栄(秋季:優勝/春季:優勝)は春、打線が破壊力を見せつけた。県大会5試合での総得点は実に58。昌平との決勝では20点を挙げた。
攻撃陣にはタレントが揃っている。4番に座るのは堅守の大型遊撃手・石塚裕惺(3年)。ドラフト上位候補の石塚は春の県大会で6割近い打率をマークし、高校通算24本塁打と長打もある。
石塚の前後を打つ2人も強打者だ。3番の生田目奏(3年)は県準々決勝から決勝までの3試合で14打数7安打7打点。5番の田島蓮夢(2年)は決勝で6打点を挙げるなど、好機に強い。
スタメンの野手はほぼ全員が足も速い。春の大会では例年通り、バントは用いなかったが、機動力を使った細かい戦術もチームの強みとしている。
投手陣も充実している。最速149キロの力があるストレートを繰り出すエース右腕の上原堆我(3年)、安定感がある右の岡山稜(3年)、制球力に優れた左の今井大地(3年)、緩急が持ち味のサウスポー・額川康一(3年)らが、それぞれの役割を全うする。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ