中居正広さんが語る阿部巨人 「ものすごく盛り上がる」復活を熱望する応援歌とは?

三和直樹

中居氏、落合氏に加え、五十嵐亮太氏と野口寿浩氏が交流戦を展望 【花田裕次郎】

 5月28日から今年で19回目となるプロ野球セ・パ交流戦が始まる。スポーツ専門の動画配信サービス『DAZN』(ダ・ゾーン)では、開幕前に合わせてスペシャル番組「セ・パ交流戦 最高の20日間を語ろう―中居正広×落合博満―」を配信(5月25日〜)する。

 今年から“野球一本”の新プラン「DAZN BASEBALL」をスタートさせた中、番組の収録現場に潜入し、番組で司会を務め、DAZN初出演となった中居正広さんに収録の感想から“愛する巨人”への想い、交流戦の見どころなどを“熱く”語ってもらった。

阿部監督への想い

――今回のDAZNの番組テーマは交流戦です。いよいよ5月28日から交流戦が始まりますが、中居さんはやはり巨人戦を中心に見ることになりますか?

中居 そこはもちろんですね。僕はもうジャイアンツが第一のひいきですから。どうしてもジャイアンツ目線になってしまいますね。でも、ジャイアンツだけじゃなくてプロ野球全体が好きなんですよね。他球団に好きな選手もたくさんいますし、試合もチェックしています。

――今年の巨人は阿部慎之助監督になって、昨年までとは違う風が吹いているように感じますが?

中居 慎之助監督になって、 選手もいろいろと入れ替わって、若い選手も多くて、フレッシュなチームになっている。ジャイアンツに限らず、12球団の監督の選手の起用法とかに注目して見るのが好きなんです。「この監督はこの選手好きだな」とか「この選手のこと嫌いなんじゃない?」とか。監督はチームが勝つために好き嫌い関係なくいい選手を使うというのはありますけど、監督も1人の人間ですからね。でもその意味で、慎之助監督って、素人の僕が見る限り、ものその差がすごく小さい。好き嫌いの差が小さいように感じるんですよね。

――なるほど。その差が小さいということは、選手たちとってはやりやすくなる。

中居 ですよね。自分が頑張ればチャンスをもらえるし、結果を出せれば使ってもらえる。調子が良ければ実績も関係なく使ってもらえる。その中でこれまで「この場面でこの選手?」っていうこと、例えば昨日(5月17日の広島戦)の試合でも、2点を追いかける9回のイニングの頭で、泉口(友汰)選手を代打で使う。まだ1安打しかマークしていなかったルーキーを「そこで使う?」って思ったりもしたんですけど、「何か持ってるんだろうな」って思うし、その日は打てなかったですけど、次の日(同18日の)はスタメンで使われてタイムリーを打ちましたから。

――阿部監督は現在45歳、中居さんよりも年下の監督になりますが、監督に対しての見方というものに変化はありますか?

中居 いや、やっぱり監督って別格ですから。監督と、横綱ね。その2つは、いつまで経っても上の存在というか……。でもホント、別に自分が若ぶっているわけではないんですけど、その前の(高橋)由伸監督も年下でしたけど、やっぱりなんか信じられない感じはありますね。慎之助監督はプロデビューした時のことをはっきりと覚えていますし、つい最近のように感じますからね。あと、勝った日の試合後に、東京ドームで慎之助監督の応援歌が流れるのがいい。すごくイイ。あれが今年は好きですね。

1/2ページ

著者プロフィール

1979年1月1日生まれ。大阪府出身。学生時代からサッカー&近鉄ファン一筋。大学卒業後、スポーツ紙記者として、野球、サッカーを中心に、ラグビー、マラソンなど様々な競技を取材。野球専門誌『Baseball Times』の編集兼ライターを経て、現在はフリーランスとして、プロ野球、高校野球、サッカーなど幅広く執筆している。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント