アナリストがバスケットボールくじ『WINNNER』を分析! セミファイナル進出チームのデータから予想のポイントを紹介

データスタジアム株式会社
 現在熱戦を展開中のBリーグ・チャンピオンシップ。5月18日からはセミファイナル(SF)が開幕する。今回はSFに進出した各チームのレギュラーシーズンのデータをアナリストが対戦カードごとに分析し、勝敗予想のポイントを紹介する。

セミファイナル4チームのレギュラーシーズン試合傾向

2023-24シーズンのB1リーグ戦、セミファイナル4チームの試合結果ベスト3 【データ提供:データスタジアム】

好ゲームを制してきた琉球と大勝と惜敗も多かった千葉J

 表は、今季のB1レギュラーシーズンの各チーム60試合の点差結果を『WINNER』選択肢の16通りに振り分け、割合の多い順にランキング化したデータのトップ3である。

 琉球で最も多かったスコアは7~9点差勝利で全体の16.7%。2位は1~3点差勝利で15.0%と、10点差が付かない好ゲームを制していることが分かる。また、琉球は25~29点差敗戦や、30点差以上敗戦の試合が1試合もなく、大差を付けられての敗戦が少ないというのも特徴。

 千葉Jで最も多かったスコアは10~14点差勝利で全体の13.3%。2位は15~19点差勝利と4~6点差敗戦がタイ。このことから、千葉Jは点差を離して勝利する試合が多いが、終盤まで勝敗が分からない試合では負けることも珍しくないチームであることが分かる。

 以上から、接戦に持ち込めば琉球が勝利する可能性は高そうだ。今季レギュラーシーズンの2度の対戦では、どちらも10点差以下で琉球が制している

 また、千葉Jは2位が15~19点差勝利、琉球も3位が同様のスコアと、共に点差を離して勝利する試合が多いチーム。どちらが相手を引き離すことができるかが予想のポイントになりそうだ。

接戦に強い名古屋D、リードを保った勝利が多かった広島

 名古屋Dで最も多かったスコアは7~9点差勝利で全体の16.7%。2位は4~6点差勝利と10~14点差勝利が共に11.7%でタイ。全体の30%近くを4~9点差での勝利が占めており、接戦で勝利する傾向が強いと言える。敗戦時のスコアに偏りが少ないという特徴も見られ、最も多かったのは15~19点差敗戦の6.7%だが、1~3、4~6、7~9、10~14点差敗戦の4つの選択肢が全て5.0%ずつ分布している。

 対する広島で最も多かったスコアは10~14点差勝利で全体の16.7%。2位は15~19点差勝利と7~9点差敗戦が共に13.3%でタイ。10~19点差での勝利が全体の30%を占めており、名古屋Dとは対照的に点差を離して勝利する傾向がある。敗戦時のスコアは4~6点差敗戦が10.0%を占めており、2位の7~9点差と合わせると、4~9点差の範囲に23.3%が分布している。敗戦時は接戦が多いと言えそうだ。

 名古屋Dは7~9点差勝利が1位で、広島は7~9点差敗戦が2位タイ。名古屋Dの勝利を予想するなら、7~9点差が狙い目か。また、広島は2位タイが15~19点差勝利で、名古屋Dの敗戦スコアで最も多いのは15~19点差敗戦。広島の勝利を予想する場合、15~19点差も一考の価値があるかもしれない。

 スポーツくじ『WINNER』は、勝敗だけでなくスコアにも注目するようになり、自分だけの楽しみ方をできるのが魅力。今回紹介した結果予想のポイントを参考に、SFの結果を予想して新しいBリーグの楽しみ方を体験してみてはいかがだろうか。
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著者プロフィール

日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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