宗山ら侍ジャパン選出の4人だけじゃない!「大学生のドラフト候補10傑」
2月末に右肩を骨折し、侍ジャパンでの出場機会がなかった宗山は、春のリーグ戦出場も絶望的。それでもアマ球界屈指のショートはドラフトの1位競合が必至だ 【写真は共同】
※リンク先は外部サイトの場合があります
宗山塁(明治大/遊撃手/広陵)
※リンク先は外部サイトの場合があります
2月29日のオープン戦で死球を受けて右肩甲骨を骨折し(全治3カ月の診断)、春のリーグ戦出場は絶望的な状況だが、それでも今年のドラフトの目玉という評価は不動だ。
金丸夢斗(関西大/投手/神港橘)
武内(國学院大→西武1位)や常廣(青学大→広島1位)など逸材揃いだった昨年の大学生投手よりも実力は上。侍ジャパンの強化試合でも圧巻の投球を見せた 【写真は共同】
※リンク先は外部サイトの場合があります
3月7日の侍ジャパンの強化試合では先発を任され、2回をパーフェクト、4奪三振と圧巻の投球を見せた。ハイレベルと言われた昨年の大学生投手と比べても実力は上で、先発投手が不足している球団にとっては垂涎の存在と言えるだろう。
中村優斗(愛知工業大/投手/諫早農)
最速157キロのストレートで押し、調子がいい時は手が付けられない大学ナンバー1の剛腕だ。最上級生となった今年は、本人が夢だと語る160キロ到達を目指す 【写真は共同】
全国大会や大学日本代表の経験がなく、侍ジャパンのトップチームに選ばれたのは中村だけで、つまりはそれだけ個の力が際立っているということだろう。
西川史礁(青山学院大/外野手/龍谷大平安)
ミート力とスイングスピードがスカウトから高く評価される右のスラッガー。昨秋は成績を落としたとはいえ、重要な場面での一発など勝負強さにも定評がある 【写真は共同】
高い弾道でスタンドに放り込める打力が持ち味で、打った瞬間にホームランと分かる当たりも多い。昨年秋は厳しいマークに苦しんで成績を落としただけに、最終学年では圧倒的な数字を残したいところだ。
渡部聖弥(大阪商業大/外野手/広陵)
俊足&強打の外野手は、広陵の同級生・宗山にも匹敵する有力なドラフト1位候補。ボールを正確にバットの芯でとらえる技術に優れ、広角に強烈な打球を飛ばす 【写真は共同】
※リンク先は外部サイトの場合があります
センターを中心に広角に長打が打てて、打撃の安定感では宗山、西川を上回るものがある。俊足と強肩を備えた外野手としての能力も高く、有力なドラフト1位候補と言っていい。