日本ハム・万波が語る2023年と2024年 「自分が目指す野球選手」への歩み

加賀一輝

芽生えたファンへの想い 「今年はAクラスに入りたい」

番組ではトークコーナーにも登場 【(C)読売テレビ】

 本塁打王を取るためにも、万波には打ち崩したい投手がいる。

「佐々木朗希投手はやっぱり打ちたいと思います。僕より年下でどんどんすごいピッチャーが出てきて、彼らから打ちたいと思っていますが、やはり朗希投手からが一番。できればホームラン」

 佐々木のボールについて、「160キロなんですけど(投球フォームが)あまり力入れている感じしないじゃないですか。そのギャップみたいなものがあって、すごい速く感じます。一瞬って感じです」と評しながらも、オフは「真っすぐにもっと強くなることを第一にやっています」という。

 また、主力選手になったことで、チームやファンへの想いも芽生えている。

「2024年はAクラスに入りたいですね。(侍ジャパンの一員で参戦した)APBCでの一発勝負の緊張感、楽しさを感じて、これをファイターズでやりたいと思いましたし、北海道の皆さん、全国のファイターズファンの皆さんとこういう熱さを共有したい。マジで思ったんで、はい。もちろん最終的には優勝を目指しますけど、まずはAクラス目指して頑張りたいです。エスコンでCS、最高だと思うんですよね」

 チームは新球場初年度を最下位で終えたものの、オフには大型補強に成功している。陣容が大きく変わる可能性はあるとはいえ、その中心には万波が立っているはず。さらなる本塁打連発、好守の連発、そしてチームの上位への躍進を期待して、本稿を締めたい。

番組情報

【(C)読売テレビ】

プロ野球のスター選手が一堂に会する、スペシャルイベント『大和地所スペシャル 超プロ野球 ULTRA』。セ・パ12球団のチーム対抗戦で、“もう一つの日本一決定戦”を大阪城ホールで開催!
セ・リーグ最多勝の横浜DeNAベイスターズ・東克樹投手やセ・リーグ最優秀防御率・新人王・MVPを獲得した阪神タイガース・村上頌樹投手を始め、2023年のプロ野球を盛り上げた12球団のスーパースター達が集結!“今”“ここ”でしか見られない超豪華な共演をお楽しみに!

2024年1月7日(日)午後2時〜
読売テレビ・日本テレビ系 全国ネットで放送

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著者プロフィール

1988年3月6日、愛知県生まれ。成蹊大学卒業後、一般企業を経て独立。ライティング、MCなど幅広く活動する。2016年〜23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。

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