今週末のJRA重賞は24日（日）に行われる中山2200m芝のオールカマーと、阪神2400m芝の神戸新聞杯。3日間開催の土・日・月すべてで重賞が行われた先週と比べると物足りなく感じるかもしれないが、オールカマー、神戸新聞杯ともに秋のGIを狙う有力馬が目白押し。密度としてはかなり濃い日曜となりそうだ。

　まず、天皇賞・秋、ジャパンカップへのステップレースであるオールカマーには、まさかの競走中止となった天皇賞・春からの復帰初戦となるタイトルホルダー、昨年のエリザベス女王杯馬ジェラルディーナ、香港ヴァーズの勝ち馬ウインマリリン、函館記念を快勝したローシャムパーク、同条件のセントライト記念勝ち馬ガイアフォースなど重賞馬がなんと11頭参戦。

　一方、菊花賞トライアルの神戸新聞杯には日本ダービー3着のハーツコンチェルト、皐月賞3着ファントムシーフら春クラシック上位組のほか、3戦3勝ロードデルレイ、3連勝中のナイトインロンドン、2連勝中のサスツルギら新興勢力も侮れない。

　このように東西2重賞とも実績馬、素質馬が顔を揃えたことでレースはグッと面白くなりそうだが、その分、軸を任せられる馬が多数おり馬券が難しい。これらの中から競馬予想AI『VUMA』がどの馬を推奨するのか気になるところだろう。と言うのも、VUMAは札幌2歳ステークスの3連複2,370円、京王杯オータムハンデのワイド(2)(3) 1,030円に続き、セントライト記念も1着▲レーベンスティール、2着◎ソールオリエンス、3着○シャザーンと予想して3連複860円、ワイド170円、450円、310円と推奨馬券をパーフェクト的中してみせた。1～3番人気の決着で配当は安かったものの、堅いレースと見れば無闇に穴を狙わずにキッチリと仕留める冷静な目こそAIの真骨頂。これで3週連続的中となった絶好調VUMAのオールカマー、神戸新聞杯のジャッジはいかに？