今週から小倉、新潟、札幌の3場開催。夏競馬と言えば、やっぱり小倉ですね！ その“ナツコク”開幕週を飾る重賞が13日（日）に芝2000mで行われる伝統のハンデ戦・小倉記念だ。今年は昨年の勝ち馬マリアエレーナら重賞馬が5頭も参戦。また、夏のハンデ重賞らしく軽ハンデを目当てに格下3勝クラスの馬が4頭チャレンジしてくるなど、多彩なメンバーによる一戦となった。なお、1番人気はここ3年続けて敗れており、過去10年でも2勝のみ。2020年には3連単137万円の大型配当が飛び出している。

　一方、日曜の新潟では芝1600mの関屋記念が行われる。こちらも7月の中京記念で1、2着を決めたセルバーグ＆ディヴィーナ、一昨年のサマーマイル王者ロータスランド、2月の京都牝馬ステークスを制したララクリスティーヌなど、好メンバーがそろった。別定戦とあって、1番人気馬は過去10年で[3-2-3-2]の連対率5割、複勝率8割という好成績。データ比較からすれば、関屋記念と小倉記念では予想のスタンスをガラリと変える必要があるのかもしれない。

　その2レースの予想をアシストしてくれるのが競馬予想AI『VUMA』。先週のエルムステークスでは2番手の対抗○に挙げた10番人気ロッシュローブが3着に激走し、また、レパードステークスでも相手に指名した馬がすべて3着以内に入ったものの、肝心の◎が飛んでしまい無念のハズレ。しかしながら、高評価した馬が低人気でも好走してくるのだから、さすがのデータ分析力だ。今週の2つの重賞レースでも激走気配を漂わせる穴馬をピックアップ。VUMA推奨馬をレース前にぜひともチェックしておこう！