ゴルフライターの鶴原弘高さん、クラブフィッターの小倉勇人さん、ティーチングプロの石井良介さんに、2023年上半期に話題を集めている最新ゴルフボールについて語っていただきました。

最近のツアー系ボールは「ブリヂストン・スリクソン・タイトリストが強い」と鶴原さん。その中でもタイトリストは「ずっと高い位置を維持している。活躍しているプロが使っていて知名力も圧倒的だし、実際に使ってみて安定感があり素晴らしい」と小倉さんは評価しています。

タイトリストのなかでも特に売れているのが「V1」と「V1x」です。石井さんは「今回の V1とV1xは前のモデルと比べると変化が大きいと思っている。V1は結構しっかりしたが、V1xはもっと固くなった感じがする。V1xを使うことが多かったが、今作だとV1xは潰しきれない感じがするので、V1を使うことが多い」と印象を語ります。

ただ、鶴原さんは石井さんとは違う印象を語ります。「僕、基本はブリヂストンTOUR B Xを使っているが、たまたま撮影のときにもらったV1とV1xをしばらく使っていた。寒い時期に使っているとV1の方が柔らかい感じで良かったが、気温が上がってくるとV1だと柔らかくて物足りない。打感がいいのは良いけど、アイアンショットしたときに柔らかすぎてもう少し硬さが欲しくなる。使うんだったらアプローチのフィーリング含めてV1xかな」と鶴原さん。

その他、ブリヂストンやキャロウェイなど、さまざまなメーカーのボールについて語った3人。また、自分のヘッドスピードに合わせたボール選びの重要性についても言及しています。いまいち自分に合ったボールを選べていないと思っているゴルファーの皆さん、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。