今週の注目は、夏の名物“新潟千直”アイビスサマーダッシュだ。今年も年に1度の新潟芝1000m直線重賞を狙い、フルゲート18頭が参戦。まず押さえておきたいのは何といっても枠順だが、過去10年、8枠は[4-2-1-17]で勝率16.7％、連対率25.0％、複勝率29.2％とやはり好成績。また、18頭が直線で入り乱れるレースだけに毎年伏兵馬が台頭しているのかと思いきや、1番人気は過去10年[7-2-0-1]と抜群の成績を残しており、2ケタ人気は連対数が0で3着も2回あるだけ。アイビスSDは意外と堅い傾向にあるようだ。ただし、昨年は1番人気が惨敗して3連単26万円の高配当が出ている。これは一転して潮目が変わった可能性もアリ？

　一方、札幌でも重賞が行われ、こちらは芝1800mの牝馬限定戦・クイーンステークス。ルビーカサブランカ、イズジョーノキセキ、ミスニューヨーク、サトノセシルら重賞実績のある古馬勢を相手に、今年のクラシックを沸かせたドゥーラ、ライトクオンタム、キタウイングら3歳勢がどう立ち向かうか。また、重賞未勝利の古馬の中にもコスタボニータ、ジネストラ、グランスラムアスクなど素質馬が揃っており、秋の牝馬戦線をにらむ上でも重要な一戦となりそうだ。

　さあ、7月開催のラストを飾る2つの重賞レース。予想にもひときわ力が入るところですが、競馬ファンの皆さんの中には「今月の成果はイマイチだったなぁ……」と嘆いている方もいるかもしれません。でも、そんな時にこそ頼りにしていただきたいのが、競馬予想AI『VUMA』です。今年の7月重賞は3連複でラジオNIKKEI賞4,690円、プロキオンステークス2,080円など好配当を的中しており連日猛暑の中でも好調キープ。7月をきれいに締めくくる会心の予想にぜひご期待を！