函館開催の最終日を飾る重賞は伝統のハンデ戦、函館記念。サマーシリーズの重賞は毎週のように「波乱傾向。毎年荒れている！」と書いているような気がしますが、この函館記念も例に漏れず、2020年に3連単343万2,870円が飛び出しており、3連複の配当を見ても過去10年全てが万馬券となっている。そして、この結果からも想像できるように、過去10年の1番人気の成績は[1-1-0-8]と大苦戦だ。

　今年もGIレース2着馬から秋の飛躍を目指す素質馬、重賞初挑戦の上がり馬まで多彩なメンバーがフルゲート16頭集結。この顔ぶれだけでも本命はどの馬にしようか……と長考に入ってしまいそうだが、そこにトップハンデ59kg、最軽量52kgと、その差が実に7kgもある斤量差が入ってくるのだから悩ましい限り。

　やっぱり今年も荒れそうな気配が漂う函館記念をどう予想するべきか、そこは絶好調の競馬AI『VUMA』に聞いてみよう！ 何せVUMAは先々週のラジオNIKKEI賞3連複4,690円に続き、先週のプロキオンステークスでも◎リメイク（2着）から相手はドンフランキー（1着）、オメガレインボー（3着）と予想し、3連複2,080円を見事に的中。これで2週続けて重賞3連複の好配大当たりとなった。この勢いに乗らない手はない――ということで、2023年夏の函館シリーズはVUMA予想とともに最高の締めくくりと行こう！