競走馬、ホースマンの夢――日本ダービーが今年もやってきた。一生に一度の晴れ舞台に名を連ねた18頭すべてに、まずは拍手を送りましょう。そして、この18頭の中から栄誉あるダービー馬の称号を得るのはどの馬なのか。皐月賞が終わってから1カ月半考え抜いた、いや、昨年6月の新馬戦スタートから1年間ずーっと考えてきた、というファンもいることと思います。

　泣いても笑っても、その答えがもう間もなく出るわけです。皆さん、準備はいいですか？

　2歳戦からリバティアイランドが主役を張り続けた牝馬と違い、2020年生まれの牡馬戦線は大混戦と言われ続けてきた。ところが、皐月賞を制したソールオリエンスの驚愕パフォーマンスでその評価も一変。たちまち、このダービーは“ソールオリエンス1強”ムードとなっている。

　そんな世間の下馬評に対し、競馬予想AI『VUMA』はどのような結論を下すのだろうか。先週のオークスでVUMAは、リバティアイランドに自信の◎を献上。また、2着ハーパーに△を打つなど無謀な穴狙いをせず、冷静に各馬の能力を比較・分析してみせた。ただ、リバティアイランドとは違い、ソールオリエンスは皐月賞の内容で急激に評価を上げた1頭。それだけに、AIが今回はどのようなジャッジを下すのか注目だ。無敗の二冠馬誕生か、それとも皐月賞から逆転が見られるのか、はたまた別路線から新王者が現れるのか――AIの“答え”はどっちだ!?