今週土曜に行われる重賞は、京都競馬場2200m芝を舞台にした京都新聞杯。ダービーを目指す関西馬にとっては、ここが“最終切符”をかけた戦いとなる。

　先週、東京で行われた青葉賞は断然の1番人気に支持されたスキルヴィングが、前評判通りの強さを見せて快勝したが、この京都新聞杯はどの馬がダービーへ名乗りを挙げるのか。出走予定馬12頭のうち8頭が1勝馬というメンバー構成の中、未勝利、特別戦と連勝してきたサトノグランツ、3戦[1-2-0-0]の良血ダノントルネード、この中でただ1頭皐月賞に出走したマイネルラウレアなどが人気を集めそうだ。

　一方、過去5年の京都新聞杯の結果を見ると、1番人気は[0・1・0・4]と散々な成績。昨年は8、7、5番人気で決まり3連単は15万円超。また、2019年は11番人気レッドジェニアルが1着、18年も11番人気アドマイヤアルバが2着に来るなど、2ケタ人気馬の激走も見逃せない。

　今年は12頭立てと少頭数だけに大波乱はないと見るか、それとも再び下位人気馬の台頭があるのか――競馬予想AI『VUMA』は青葉賞でスキルヴィングをきっちりと◎に指名しており、この京都新聞杯でもAIの正確なジャッジは頼りになるはず。まずはレース前に高性能AI『VUMA』の見解をチェックしておきたい。東上最終便に乗るのはこの馬だ！