ブルペン捕手目線で語られる歴史的Vの裏側 WBC準決勝・決勝を鶴岡慎也&五十嵐亮太が振り返る
9回にマウンドに上がった大谷がトラウトとの対戦を制し、侍ジャパンが14年ぶりに世界一を奪還した 【写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ】
今大会にブルペン捕手として参加した鶴岡慎也さんと、ソフトバンク時代のチームメイトでWBCでも取材・評論を務めた五十嵐亮太さんが、侍ジャパンの激闘を振り返り、知られざる舞台裏について語る『WBC激闘の舞台裏』(全4回配信)が、スポーツナビ野球チャンネルで公開されている。
本稿では、4月21日、26日に配信された「WBC 激闘の舞台裏」第3回、第4回のハイライトを紹介する。決戦の舞台となったローンデポ・パークのブルペンを目の当たりにしてきた鶴岡さんと、ブルペンの投手心理を熟知している五十嵐さんの対談は、次第にヒートアップしていった。
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ブルペンも興奮した村上の決勝打
劇的な幕切れに「もの凄く興奮した」と語る鶴岡さん。「選手になった気持ちになってしまった」鶴岡さんはブルペンを飛び出して歓喜の輪に加わり、決勝打を放った村上と抱き合った。そして、鶴岡さんが思わずとってしまった行動とは……。『WBC激闘の舞台裏』シリーズ屈指の笑えるエピソードは、ぜひ動画で楽しんでもらいたい。
鶴岡さんは村上のサヨナラ打の“伏線”を語る 【写真:Getty Images】
五十嵐さん、鶴岡さんともに采配が冴えた栗山英樹監督を絶賛する。「栗山監督はファイターズ時代から立ち居振る舞いや発言が全然変わらない。そういう人じゃないと、高みにたどり着くことはできないのではないか」 現役時代から指導を受けてきた鶴岡さんだからわかる、栗山監督の凄さを語った。