人気アマが試打!最新「ステルス2」「ステルス2 HD」レスキューを打ち比べ

スポナビGolf

【スポナビGolf】

前作のステルスレスキューは、打ちやすさ、飛距離、操作性のどれをとっても高評価のクラブでした。前作ではステルス、ステルスプラスと2種類でしたが、今作ステルス2ではHDが追加されさらにユーザーの幅が広がったようです。

今回は、オレンジマンがステルス2 レスキューとステルス2HDレスキューを試打、比較をしていきます。

新たに加わった「ステルス2 HD」

【スポナビGolf】

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これまでドライバーのみに設定のあったHD。HDとはハイドローの意味で、文字通り球が上がりやすく捕まりやすいモデルになっています。今作ではFWとUTにも新たにHDが追加され、前ステルスが少し難しいと感じていたユーザーでも手に取れるようになりました。ステルス2(スタンダード)とはどれほどの違いがあるか見ていきましょう。

今回試打クラブはどちらも4番ですが、ロフトに違いがありステルス2は22度、HDは23度となっています。この時点ですでに1度寝ているので球が上がりやすいと言えますね。

さらにライ角にも違いがあり、ステルス2では58.5度で、HDでは59.5度とHDの方が1度アップライトになっています。基本的にはアップライトの方が捕まりがよくなります。ステルス2より、ロフトで球を上げやすくし、ライ角で捕まりをよくしようとしているのが分かりますね。

ステルス2 レスキュー 【スポナビGolf】

ステルス2 HD レスキュー 【スポナビGolf】

見た目ではそこまで大きく変わる印象は受けませんでした。ヘッド形状も非常に似ており、HDの方が一回り大きいかなという程度です。ソールデザインも一部デザインの違いはありますが、基本的には非常によく似ていますね。

ステルスに限らず、ハイドローバイアスのモデルは大きく左を向いているクラブがあり、構えにくいと感じる人もいると思いますが、その点、ステルス2 HDでは心配はありません。

実際に打ってみた!

今回のクラブスペック
・ステルス2 22度(#4)
・ステルス2 HD 23度(#4)
シャフトはどちらも純正シャフトのTENSEI RED TM60 ('22) Sフレックス

ヘッドスピードは42m/s前後になるように調整して打ちました。

【スポナビGolf】

ステルス2

ヘッドスピードは42.0m/sで初速が61.1m/sと高初速。スピン量は3413rpmとやや少なめです。打ち出し角度は19度と高めでした。飛距離は231.0yとしっかり出ています。

※ステルス2 データ画像

HDで不思議な感覚があったので少し心配でしたが、前作同様に素晴らしい仕上がりだと思います。しっかりと飛距離も出ていて、球も上がるし、捕まりも悪くはなく、全ての項目で平均値以上のクラブでした。

ただ、これは前作ステルスも同様です。ステルス2になり大きな進化があるかというと、あまり感じませんでした。ステルスの出来がよかったので引き続きの性能だと思います。

それでもスピン量に違いがありました。今回のステルス2の方がスピン量が多く入り、ステルスでスピン量が足りていなかった人には買い替えのメリットがあると思いますね。

全体的な曲がり幅も少ないですし、UTの弱点でもあるミスした時の左への巻き込み(チーピン)が出ないのも大きな特徴と言えます。打感は弾き感があり、これまでのテーラーメイドのレスキューと大差はありません。

【スポナビGolf】

ステルス2 HD

ヘッドスピードは41.4m/sで初速が60.3m/sと高初速。スピン量は3675rpmとやや少なめです。打ち出し角度は20度と高めでした。飛距離は222.9yと出ています。

※ステルス2 HD データ画像

何球か続けて試打をしましたが、第一印象は「難しい」です。ハードで難しくて打てないという意味ではく、どう打ってもコンセプト通りのハイドローがなかなか打てませんでした。
意図的にハイドローが出るように打っていたら試打の意味もないので、なるべくフラットなスイングを心がけたものの、なかなか出ません。むしろ捕まらずに右に飛ぶこともしばしば……。

打ち出し角も20度とそこそこ出ているのでHDの Hの部分はクリアしていると思いますが、Dのドローがすんなり出てくれないのが不思議です。打ちにくいクラブだと感じてしまいました。

まとめ

正直なところ、ステルス2に関しては大きな進化は感じられませんでしたが、相変わらずいいクラブなのは間違いないと思います。ややスピン量が増えたことによってやさしくなったとは言えるでしょう。スピン量が増えることで、グリーンを狙うショットでも止まりやすいし、高弾道になるのでピンを狙っていけると思います。前作ステルスはスピン量も少なく、前に強い弾道という印象でしたが、スピン量が増えることによって、どんな状況にもより対応していけるクラブになったのではないでしょうか。

HDに関しては、なぜうまく打てなかったのかが分からない不思議なクラブでした。初速やスピン量、打ち出し角のデータは悪くないのに、左右のブレと飛距離が理想とは程遠いことから僕のスイングとの相性が悪いのかもしれませんね……残念な結果となってしまいました。それでも前作ステルスが難しく感じていた人は一度は打ってみる価値はあると思います。

【スポナビGolf】

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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