4位に終わった東京五輪から出番なしのW杯最終予選 責任感を強めた堂安律が決意したこと
【Photo by Masashi Hara - FIFA/FIFA via Getty Images】
今、夢を追いかけているすべての人たちへ。
逆境を楽しみ、自分を信じ抜く──。
夢に向かって突き進む、唯一無二の“堂安語録”。
カタールW杯でドイツ・スペイン相手に劇的弾を叩き込み、日本代表の快進撃を牽引した堂安律。たとえ批判を浴びようとも、大きな壁にひるむことなく、逆境を楽しみ、常に自分を信じ続けることができるのはなぜか──。
挫折や葛藤を乗り越えて揺るぎない自信を身に付け、W杯という夢舞台で圧倒的な輝きを放つまでの軌跡を克明に記した、待望の初書籍。その一部を抜粋して公開します。
すべての力を出し尽つくしても届かなかったメダル。清々しいほど実力不足だった
残念ながら無観客開催になってしまったけど、自国開催の影響力は計り知れなかった。日本中から送られてくるポジティブな反応をリアルに感じることができたのは、強烈な体験だった。日本代表初ゴールよりも、アジア杯決勝で負けたときよりも反響は大きかった。
個人的にも背番号10を背負い、エースとしてやらせてもらえたのは大きな経験になった。「ゴールおめでとう」よりも「日本を頼むぞ」という声が大きく、責任感も増した。
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