J1リーグ戦は今週末に第5節を迎える。前節は、ヴィッセル神戸が浦和レッズに敗れて開幕からの連勝がストップし、4節目にして全勝チームが消滅。また、V候補の横浜F・マリノスがここまで勝ち星なしだった北海道コンサドーレ札幌に0-2で敗れる波乱などもあり、いまだ無敗のチームは昇格組のアルビレックス新潟（2勝2分け）のみとなってしまった。まだまだ序盤とはいえ、今のところ2023年J1は混戦に突入したと言ってもいいでしょう。

　その分、毎週各試合を予想するのにも一段と熱が入るというものだ。スポーツくじ「WINNER」では毎節、J1～J3リーグ戦の全試合を対象に勝敗チームとスコアを予想する「1試合予想くじ」を販売。18日（土）、19日（日）に行われるJ1の試合から、17日（金）午前9時1分時点でのオッズ・配当面で面白そうな試合をピックアップしてみよう。

　18日（土）は横浜FM（6位）vs.鹿島アントラーズ（4位）、名古屋グランパス（2位）vs. FC東京（5位）など上位チーム同士の対戦もあるのだが、オッズの観点から注目したいのは、川崎フロンターレvs.セレッソ大阪の一戦だ。

　川崎はここ6年間で4度優勝の常勝軍団で今季もV候補の一角、対するC大阪は香川真司が古巣復帰を果たし昨季5位以上の成績が期待されるなど、両チームともに開幕前の下馬評は高かった。しかしながら、いざふたを開けてみれば、ともにここまで1勝1分け2敗の勝ち点4。得失点差でC大阪13位、川崎14位と、低空飛行の序盤戦となってしまった。それだけに、勝利予想チームの投票率もなかなかに拮抗している。

川崎Fの勝利　39％
引き分け　25％
C大阪の勝利　36％

　引き分け25％というのは土曜のJ1の試合の中では最も高い投票率。それだけ両チームともに今の状態では決め手を欠いていると見られているのか、スコア予想の上位人気も上記の投票率を反映する形となっている。

川崎 1-2 C大阪　5.2倍
引き分け 0-0　5.4倍
引き分け 1-1　5.6倍
川崎 2-1 C大阪　5.7倍
川崎 1-0 C大阪　6.2倍

　「引き分け 0-0」が5.4倍で2番人気、「引き分け 1-1」も5.6倍の3番人気という高い支持。また、1番人気のオッズ5.2倍は、今節のJ1全試合の1番人気スコアの中で最も倍率が高い数字であり、どちらかが勝つスコアも含めてまんべんなく投票が割れている。最低人気のオッズですら「その他アウェイの勝利」の25.3倍だ。他の試合で最も高いオッズが30～50倍台をつけていることからしても、この試合の予想はかなり困難であることがうかがえる。

　しかしながら、予想が難しい試合だからこそズバリと当てた時の喜びと快感はまた格別。Jリーグサポーターの皆さんは、この難解戦をどのように予想しているでしょうか？

　ちなみに、両チームの対戦成績はなんと、驚きの14勝10分け14敗と全くの五分。過去データから相性の良し悪しも判断しづらいのだから困ったものだ。ただし、昨年はルヴァンカップも含めて4度対戦し、C大阪が2勝2分けと負けなし。また、前節で敗れた川崎に対し、C大阪は香川が待望の復帰後初ゴールを決めてチームの今季初勝利を導くなど、直近の勢いではC大阪が有利と言えるかもしれない。

　一方、浦和vs.新潟もオッズが割れている。開幕2連敗でサポーターをやきもきさせながらもその後2連勝で調子を上げてきた浦和と、昇格組ながらここまで無敗の2勝2分けで現在3位の新潟。勝利チーム予想の投票率こそ新潟33％に対し、浦和が47％とリードしているが、好調同士の一戦だけにスコア予想に関しては1番人気の「浦和 1-0 新潟」でも5.0倍と高いオッズがついている。川崎vs. C大阪同様にどのスコアで決着しても好配当となるだけに、予想に自信アリ！という方はぜひこの試合にチャレンジしていただきたい。