現在JavaScriptが無効です。

スポーツナビのすべての機能を利用するためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。
JavaScriptを有効にする方法については「JavaScriptの設定方法」をご覧ください。

HL MAXよりつかまりが欲しいならコレ！PING「G430 HL SFT ドライバー」

スポナビGolf 2023年3月7日 8:00

【スポナビGolf】

2022年11月に発売されたPINGの「G430」ドライバーシリーズの追加モデルとして軽量のHLシリーズが2モデル登場しました。今回はティーチングプロの石井良介さんに「G430 HL SFT ドライバー」を試打・解説していただきました。

G430 HL SFT ドライバー

G430 HL SFTドライバーの性能と特徴

G430 SFTは2022年に発売されていますが、G430 MAXと同様に「HL」という軽量シリーズが追加されました。

G430 HL MAXのヘッドは許容範囲が広くて多くの方をカバーできると思いますが、それでもドライバーを打つときに右に曲がってしまうことに悩むゴルファーが多いです。SFTは球が右に曲がってしまう人がストレートに飛ぶモデルなので、「ストレート･フライト･テクノロジー」＝「SFT」という名前になっています。

【スポナビGolf】

基本性能は2022年に発売したG430 MAX・SFTを踏襲していますが、G430 HL MAX同様ウェイト部分にHL専用の軽量ウェイトを搭載しています。

【スポナビGolf】

シャフトがHL専用設計のFUJIKURA SPEEDER NXになったことが、一番の違いだと思います。

【スポナビGolf】

構えた感じは2022年に発売しているG430 SFTと同じです。大きな安心感のあるG430のヘッドそのままに、G430 HL MAXと比べると少しフェースが左を向いているような感じに見えると思います。

【スポナビGolf】

ウェイトがMAXは3つ穴があり調整可能になっていますが、SFTは2つで、さらにつかまるDRAW+ポジションがあり、いかにも左に曲がるように見えます。

【スポナビGolf】

そして、シャフトのロフトを増やすと球が左に、ロフトを減らすと右に行きやすくなるというカチャカチャもあります。そういう部分も駆使しながら、HL専用のシャフトによって球を高く上げることも実現できると思います。

G430 HL SFTドライバーを試打した印象

G430 HL MAXと打ち比べたときに、仮にMAXでまっすぐスイングをすると、G430 HL SFTだと5〜10ヤードくらい、ウェイト部分をDRAW+ポジションにかえると15ヤードくらい左に球が曲がります。

【スポナビGolf】

ドライバーで打ったら、左に曲がっていく球が何も意図せず出やすいので、もともとスライスする方がこのドライバーで打つとまっすぐいくんだろうなと思います。まっすぐ打てる人がこのドライバーで打つと、少しドローするだろうなという印象を受けました。

G430 HL SFTドライバーのおすすめユーザー

基本性能は2022年に発売されたG430 SFTと同じなんですが、標準シャフトの性能が秀逸だと思います。

PINGのSFTはつかまりやすい、芯を外して打ってもちゃんとコースの中に収まる、という良さは今まで通りですが、標準で搭載されているHL専用シャフトの性能が球が上がりやすくて、つかまりを補助してくれる感じがあります。

G430 HL SFTを選ばなくても、もしかしたら通常のSFTユーザーはG430 HL MAXでも程よくつかまってくれるのではないかという感覚がありますが、それでもつかまらない、なんとか右に行くのを避けたい人にはG430 HL SFTをおすすめします。

【スポナビGolf】