識者が選ぶ「高校サッカー選手権ベストイレブン」 今大会で最も輝いた11人の顔ぶれは?
神村学園のFW福田(左)、岡山学芸館のMF山田(右)など、ベスト4入りした4校の選手を中心に今大会のベストイレブンを選出した 【写真は共同】
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神村学園の福田と日大藤沢の“二刀流”森重は外せない
大会前から注目された日大藤沢の森重(左)は期待通りの活躍。チームは3回戦敗退に終わったものの、規格外のサイズを活かしたヘディングは圧巻だった 【写真は共同】
最も外せないのは、神村学園のスーパーエース福田師王(3年)。高校卒業後にドイツのボルシアMGへの加入が決まっているこの超高校級ストライカーは、今大会でもさすがの決定力を発揮。山梨学院との初戦で約30メートルを独走する豪快なドリブルシュートを決めると、難敵・青森山田との準々決勝では値千金の逆転ゴールを奪い、強敵撃破の立役者となった。残すところあと2試合だが、同郷・鹿児島の大迫勇也(現ヴィッセル神戸/元鹿児島城西)が持つ最多得点記録(10点)更新を目指している。
その福田と並び、大会前から注目を集めていたのが、清水エスパルス入団内定の森重陽介(日大藤沢/3年)。福田擁する神村学園との3回戦でチームはPK戦の末に敗れたものの、198センチという圧倒的な長身を誇る点取り屋は3試合で3得点と、強烈なインパクトを残した。西原との初戦(2回戦)で決めた2ゴールと、コーナーキックから豪快に叩き込んだ神村学園戦の先制点はいずれもヘディングだった。そしてなにより、センターバックもこなす“二刀流”として大きな話題を呼び、大会を盛り上げた。
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