元日本代表・野澤武史氏が選ぶ「花園歴代ベスト15」 1990年以降で“目の当たりにした強者たち”
元日本代表・野澤武史氏が選ぶ「花園歴代ベスト15」 【斉藤健仁】
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FW(8人)
FWの第1列は、高校時代は体格的にまだ小さい選手が多くて、突出した選手がなかなかいないのですが、悩みに悩んだ末に今年日本代表にもなった森川選手(東京サンゴリアス)にしました。プロップですが、森川選手はいわゆるバックローみたいに動ける、キャリーができる選手として出てきた選手の一人でしたね。
HO 水間良武(大阪工大高・大阪/1993、95年度出場)
HOに関していえば、今社会人で活躍している選手は、高校時代はNO8だったケースがほとんどです。なので、イメージがなかなか湧かなかったのですが、私が高校1年のとき第75回(1995年度)で優勝した大阪工大高(現・常翔学園)のキャプテンHO水間選手(花園ライナーズヘッドコーチ)を推したいです。「スタンディングラグビー」を実践して、花園の決勝でも50-10で秋田工業を圧倒しました。
PR 垣永真之介(東福岡・福岡/2007、08、09年度出場)
東福岡の右PRといえば平野選手(翔/埼玉ワイルドナイツ)と小林選手(賢太/東京サンゴリアス)もいますが、一番先輩で日本代表の垣永選手(東京サンゴリアス)にしました。昔、右PRはセットプレー以外、ハイパントとラックしかやらなくてよかった時代もあり、活躍度としては高くありませんでした。ですが、最近の東福岡の右PRはすごい。ボールキャリーとして動けますし、パスもできる。昔の選手とはレベルが違います。
LO 平塚純司(秋田工業・秋田/1995、96年度出場)
5番はとにかく平塚選手です。75回大会(1995年度)の準決勝、相模台工業の試合を目当てに見に行ったのですが、人生で見たことないようなサイズ(身長199センチ)の選手が活躍して、秋田工業が勝ちました。大会の注目選手だったPR岩間(保彦)選手が率いる相模台工業に勝つチームはないと思っていたくらいだったので、インパクトがありました。平塚選手がリードしたラインアウト、モールはすごかったですし、あのサイズ感のあるLOは今でもほとんどいないですね。
LO 本橋拓馬(京都成章・京都/2018、19、20年度出場)
【斉藤健仁】
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