連載:今年はオリと共に「特別な夏」

選手&ファンが選ぶ「オリックス・夏の陣ユニ」ランキング 共通の一番人気はあのユニフォームに決定!

カネシゲタカシ
「夏の陣」といえば毎回、インパクトのあるユニフォームで話題を集めている。今回はこれまでに着用した12の「夏の陣」ユニフォームで好きなものを選手、ファンに緊急アンケートを実施!カネシゲタカシさんのユニフォームにまつわるコラムとともに、選手、ファンが選んだ好きな「夏の陣」ユニフォームのランキングを紹介する。
(イラスト&文・カネシゲタカシ)

地球柄ユニの時代に比べてずいぶん大人しくなったオリックス先輩 【カネシゲタカシ】

インパクト抜群だった地球柄ユニフォーム

 「Bs夏の陣」を語るとき、絶対に外せないのは2015年の地球柄ユニフォームだ。むしろ今回の企画は「地球ユニは何位なのか?」を知るためにやってるとすら個人的に思っている。ネットで2015年当時の記事を探ってみる。するとユニ発表の日、モデルとして会見に登場したT-岡田と平野佳寿が少し微笑みながら「斬新ですね」と口を揃えたという記述が。この微笑みが“苦笑い”だったことは、地球ユニで写真に収まる二人が免許証レベルの真顔だったことから伺える。

 当然ファンの間にも衝撃が走り、発表後から「よくみると台風がある」「太ったブランコが着るとまさに地球」「谷佳知・亮子夫妻の結婚式の地球型ウエディングケーキはこのユニの伏線か?」などいろんなネタが飛び交った。

その頃のオリックスあるある「そこそこ奇抜なユニフォームでも驚かない耐性がつく」(『みんなのあるあるプロ野球GOGO!』より) 【カネシゲタカシ】

 だが、いざ試合で着用すると驚くほど違和感がなかった。「なかった」どころか文字通りのアースカラーがグランド映えする洗練されたデザインだったことに気づかされた。今回の投票企画、地球ユニが選手投票で堂々トップだったことが嬉しい。比嘉幹貴が地球ユニを指さして「…すごくないですか?」としみじみ語っていたのがすべてだ。ちなみに地球ユニが話題を呼んだ翌2016年は宇宙柄だった。「地球を越えるのは宇宙やろ」と、たぶん企画会議も3分で終わったと思う。

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著者プロフィール

1975年生まれの漫画家・コラムニスト。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)等に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。元よしもと芸人。著書・共著は『みんなの あるあるプロ野球』(講談社)、『野球大喜利 ザ・グレート』(徳間書店)、『ベイスたん』(KADOKAWA)など。

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