連載:今年はオリと共に「特別な夏」

「心臓がもたん」タオルに捕手防具型リュックも 担当者が語るオリックスのユニークグッズ誕生秘話

ライトハウス

ファンの間で話題となっている「心臓がもたん」タオル 【オリックス・バファローズ】

 斬新なアイディアやオシャレなデザイン、あるいは様々なコラボレーションなど、オリックス・バファローズのグッズの評判がいい。球場内はもちろん、日常でも使いやすいグッズを日々考えているMD部MD企画グループの竹内久美子さんと粟屋椰南さん、そして元選手でもあり、選手たちとのパイプ役を務める事業企画部宣伝グループの仁藤拓馬さんの3名に、バファローズのグッズに関する話を聞いた。
(写真協力・オリックス・バファローズ/構成・ライトハウス/7月22日に取材)

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選手グッズは選手の意見を反映!

――現在は多種多様なグッズが数多く販売されていますが、アイディア出しはどのような形でおこなわれているのですか?

竹内 週に何回会議をするというような特別な場は設けていなくて、たとえば試合で起こったことや、ファンの方にSNSで注目されていることなどをその都度拾って、それをグッズ化するという形でやっています。

――選手が月間MVPを取ったり、記録を達成したりしたら、すぐにグッズに展開できるのはそうした姿勢が生きているのですね。

竹内 常に何かグッズにできないかという視点で物事を見るようにしています。

――杉本裕太郎選手と北斗の拳のコラボグッズも「ラオウ」のニックネームが広まったことがきっかけで?

竹内 そうですね。杉本選手が活躍して「ラオウ」というニックネームがファンの方に浸透したところで、コラボレーションすると、お客様に喜んでいただけるかなというところからスタートしました。

杉本選手×ラオウのコラボ名言グッズのTシャツ 【オリックス・バファローズ】

――選手関連のグッズの場合、選手に原案を見せることはあるのですか?

仁藤 MD部からデザイン案をいくつかいただいて、選手に確認しています。選手からも何か意見があれば、それをMD部に伝えています。意外と選手からも意見を言ってくれるので、それもMD部が反映してくれています。

――たとえば選手の和風イラストグッズなどもありますが、イラストに対しての意見もあったりしますか?

仁藤 福田周平選手が去年は髪が長かったので、最初は髪の長いバージョンのイラストをもらいました。それを本人に見てもらったところ、「今の短いほうがいいかもしれないです」と意見をいただき、髪が短いバージョンもつくったんです。そして両方を見比べてもらって、最終的には長いほうになったのですが、選手が納得いくまでMD部がつくってくれています。

――選手のキャラクターグッズは、選手も一緒になってつくっている感じなのですね。

仁藤 そうですね。都度、選手に確認していますし、納得いくようなものをつくることができていると思います。

福田選手の和風イラストちりめん巾着 【オリックス・バファローズ】

――現在は応援の定番グッズだけでなく、幅広く多様なグッズがあります。これだけたくさんのグッズをつくるようになった背景は?

粟屋 応援グッズはもちろんなんですけど、ファンの方の日常の中にも、バファローズを感じてもらえるようなグッズをつくりたいなと思っていて、応援グッズ以外のところを充実させていきました。たとえば、アイドル業界だったり、アニメ業界だったり、他の業界でも流行っているものがあれば、そうしたものを取り入れたりしていました。バファローズを近くに感じてほしいなという気持ちがあります。

竹内 ファンの方が普段着ているTシャツにしても、決まったブランドのものを買うという人が多いと思うのですが、それをバファローズのグッズに置き換えてもらいたいという思いもあります。将来的にはそういうふうになってもらえたら嬉しいなというところで、いろいろなカテゴリーのアイテムを増やすようになりました。

――数多くのグッズがある中で、個人的に「これは良かった」と思っているグッズはありますか?

粟屋 元々はアイドルの業界から参考にさせてもらったものなのですが、アクリルスタンドですね。野球業界では全然見たことがなかったものを全選手受注という形でやらせてもらって、すごくお客様からの反応が良かったんです。今ではアクリルスタンドは、定番アイテムとして入ってくるような商品になったと思います。

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