週末のヴィクトリアマイルには5頭のGI馬が集結。現役最上位の豪華メンバーがそろう一戦はいかにも見応えがありそうだ。

　とはいえ、GI馬で決まると言い難いのが今回のヴィクトリアマイル。

　実績筆頭の無敗牝馬三冠馬デアリングタクトは繋靱帯炎による休養明けの緒戦。歴史的偉業を達成した本馬とはいえ、1年ぶりのレース、しかも桜花賞以来のマイル戦とくれば条件は逆風だ。マイルGI 2勝のソダシは近2走がダートGI。芝レースは昨年の秋華賞以来だ。こうしたローテーションを取る馬はほとんどおらず、データを参考にすることができない。レイパパレとアカイイトが勝ったのは中距離GI、逆にレシステンシアは阪神JFを勝っているものの短距離馬のイメージが強い。

　海外重賞制覇を果たしたソングライン、オークス以外では複勝圏内を外したことのないファインルージュなど有力な伏兵陣が控えていることを考えれば、案外難解なレースなのではないだろうか。

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　フェブラリーステークスは◎カフェファラオが見事1着。大阪杯では8番人気の優勝馬ポタジェに敢然と◯を打ち、2着レイパパレと3着アリーヴォにも△を回す鋭さを見せる。桜花賞では◎ウォーターナビレラがハナ差の2着を確保。▲ナムラクレアも3着へ食い込み、好配ワイド1,110円を◎▲で的中！1着のスターズオンアースが無印だったため3連複には届かなかったものの、確かな軸馬と穴馬を見抜く鋭さを見せた。

　あっさり決まっても、波乱があっても不思議ではないヴィクトリアマイル。『VUMA』の最終結論に注目！